球界トピックス

2月5日

 元木に勝った! 野村、リタイア第1号!
今季、先発転向を志願していた野村がノックの練習中にボールを踏みつけ、左足首を捻り、大本命ソーサ元木をさしおいて、巨人のキャンプ・リタイア第1号となった。明日以降については、状態次第となるが、別メニューとなり、宮崎に合流する第3クールでは、2軍スタートが濃厚となった。

 石毛、奇跡の13球連続ストライク!
ノーコン・押し出し病で、一躍その名を轟かせた石毛が、この日、中村、武藤のフリー打撃に登板。いきなり5連続ボールと本領を発揮したが、その後は、ストライクを連発。一時は、13球連続ストライクと言う奇跡的な投球を披露した。石毛は「打者を気にせず投げられた。ボール球の中でもいい球はあった」と、満足した様子。「自分の考えを全て覆され、野球観を変えられた」と言う大石投手コーチのマンツーマン指導が実を結んできた格好となった様だ。

 新庄、将来は投手専念!?
ノムさんが、またまた仰天プランをぶち上げた。現在、新庄を投手と野手の二刀流に挑ませているが「最終目標は二刀流でなく、投手一本に置いている」と口を滑らせたのだ! 評論家の稲尾和久氏も「(現状では)素質のある素人。指に引っかかる球が全体の4割にも満たない」としながらも、「指に引っかかった球は威力十分。球の回転、キレには目を見張るものがある。この儘、いけば、そこそこそ通用する、と言う印象を受けた」と、その素質には高い評価を下した。当の新庄は、この日も、ブルペンで投げ込み。138kmの速球に加え、フォーク、スライダー等も試投した。

 米独立記念日は鳴り物応援なし!?
今季、7月4日のアメリカ独立記念日(近鉄戦)を「アメリカデー」として、メジャーの雰囲気を体験すべく、鳴り物なしの応援を要請すると言う企画が持ち上がった。鳴り物なしの応援は昨秋の日米野球でも好評を博しており、選手内からも「1球1球の緊迫感をお客さんに伝えられるのでは」と賛成の声が上がっている。

 土橋、手術濃厚! 開幕へ黄信号!
右膝痛を訴え、検査の為、ユマキャンプから帰国した土橋が、この日、都内の病院でMRI検査を受け、右膝外側半月板垂平断裂と診断された。6日に入院、8日に内視鏡を入れ、手術の是非を決める予定。手術をした場合、全治までに4〜6週間はかかる見込みで、調整遅れは必至とあって、土橋本人は「薬が効いているので痛みはない。無理してやれば出来る」と語っている。しかし、早期完治を施したい田中トレーナーは「今、手術をすれば、ギリギリ開幕に間に合う。手術するなら早い方がいい」と手術を勧めている。