球界トピックス

1月21日

 ドミンゴ、再契約!
巨人は、昨季、飯塚実のオカマポーズを引き出すべく、審判にボールを投げつけた事で、出場停止処分を受けたドミンゴと正式に再契約を結んだ。27日に来日する事が決まっているドミンゴだが、これに対して、球団側は「2度としないと言う事をファン伝える必要がある」として、成田空港での強制記者会見を行わせる意向を明らかにした。審判労働組合がこぞって、ドミンゴの再契約に反対を訴えた経緯もあり、現状の様な関係では、公平なジャッジにも影響が出かねず、昨年同様の事態が再発する危険もあると、球団も必死の体勢だ。また、この日は、新外国人ホセ・パラ(元韓国・三星ライオンズ)とも、正式に契約を結んだ。背番号は、ミスター違和感のつけていた不吉な番号「42」と決定した。

 ノムさん、大満足! セはサイン解読容認!
前日、パ・リーグがサインや癖の解読の全面禁止を決定した事で、激怒していたノムさんだったが、この日、開かれたセ・リーグ理事会では、グラウンド内でのサインや癖の解読は容認される事が決定! これを受けたノムさんは「コミッショナーがグラウンドの中で戦え、と言っているんだから、ユニフォームを着ている人なら、何をやってもいいと言う事でしょう」と、大満足した様子でコメントを残した。尚、この規定は、正式決定ではなく、細部を詰めて、3月3日の理事会で通れば、正式決定となる。

 吉永、柳田、契約更改! 
スパイ疑惑問題で名前が挙げられていた為に、契約が延期されていた吉永と柳田の交渉が、ようやく行われた。もうモメ事は勘弁して欲しいのか、二人とも僅かな時間でサインと言うスピード更改。吉永は、1500万円減の1億1500万円、柳田は1100万円増の4100万円(いずれも推定)となった。「これで野球に専念出来ると言う気持ちだ。とにかくやるしかない」(吉永)、「僕が悪い事をしていれば、金額以前に野球を辞めなきゃいけない。マスコミで謝るより、グラウンドで結果を出せば、ファンの皆様も納得していれると思う」(柳田)と、スパイ問題からの解放感と、今季に賭ける意気込みを示す2選手だった。尚、やはりスパイ問題で名前の挙がっていた大道は、25日に契約更改を行う予定。

 大豊、今季は新打法!?
世界の王さんを師と仰ぎ、長年、一本足打法を貫いてきた大豊だったが、ノムさんに「1本足は不合理。相手に嫌がられる打撃をしないと」と完全に否定されてしまった! 今季は、新外国人に加え、西武から移籍の佐々木もファーストを狙っており、かなり厳しいポジション争いになるのは必至で、ノムさんの意向から外れた行為は、即スタメン落ちの危機となりそうな状態。この日も、報道陣を完全にシャットアウトして、古巣・中日の室内練習場で打ち込みを行った大豊だが、練習場にいた中日の球団職員は「昨年とは違う打ち方。キャンプに行けば分かるでしょう」と、2本足での新打法を匂わせる発言を残した。