球界トピックス

1月20日

 茂雄、V奪回へ決意表明!
この日、帝国ホテルで巨人のスタッフ会議が行われた。会議後の会見で茂雄は「1点差ゲームをどうものにするか。やっぱりピッチャーをきっちりやりくりしていかないとねぇ。終盤にラフにならない様、昨年の反省を生かさないといけない」と語り、V奪回には、接戦を継投で切り抜けるべく自らの采配が鍵になると睨んでいる模様。しかし、こんな事は、もう何年も前から分かり切っている事で、なおかつ、そんな事は茂雄に出来る訳がない事も、万人が分かっている。今まで変な使い方で潰した抑え投手は数知れず、無謀極まりない目標だが、それなくしては、V奪回が苦しいのもまた事実だ。今年は、悪太郎も去り、池谷も2軍に幽閉。兄貴分の金太郎に加えて、鹿取、宮田と有能な投手コーチを揃えた事で、どれだけ茂雄のヘッポコ采配をフォロー出来るかに懸かってくるだろう。また、コーチが、マウンドへ様子を窺っている最中に勝手に交代を告げてしまう奇行を阻止出来ない限り、継投を駆使して勝ちに結びつけるのは至難の業と言えるが、果たして!? 

 ブーマー、鈴木一朗の代理人に名乗り!
元オリックスの三冠王・ブーマーが、代理人を務める選手のオリックス入団テストの為に来日。その際、「鈴木一朗の代理人をやってみたい。ア・リーグとナ・リーグで1球団ずつ鈴木を欲しがっているチームがある」と2001年オフにFA権を行使してのメジャー移籍を図っている鈴木一朗の代理人に名乗りを上げた!

 中内オーナー、本社社長を退任! 
中内オーナーが、「経営の第一線から退くつもりはない」としながらも、トップダウン体制を反省する意味で、本社社長職を鳥羽副社長に任せ、代表権のある会長に専念する事になった。尚、球団オーナー職は引き続き、全うする模様。木村広報部長は「球団には関係のない人事ですし、球団への影響はありません」と説明したが、これに対して、王さんは「(スパイ問題の)関連がない事を祈るが、オーナーが決められた事にどうこう言えない。オーナーにはご心労をおかけしたし、我々としてはただ勝つしかない!」と語った。この日、行われたコーチ会議の冒頭でも「色々あった上に、今年は大変な年になる。とにかく向かう所は1つなんだ」と悲壮なまでの優勝への決意を見せた。

 ノムさん、激高! 川島コミッショナーに辞任勧告!
前日、パ・リーグ6球団に通達された「監督宣言」(走者やコーチャーズボックス等からのサインや癖の解読や打者への伝達禁止)について、セ・リーグのノムさんが「激怒を通り越して、バカバカしい。発想のレベルが低い」と激高! 「誤解して貰っては困るが、スパイ行為もプロに限っては問題視する必要はないんや。その対策を講じていれば、何て事はない。覗かれてると言う前提でやってる時代や」と、ササキ様からスパイ行為をやっていたと告げ口された一件をも正当化するかの様にまくし立てた! 更に、川島コミッショナーに対して「もう立派な人はいいです。ご隠居して貰って…」と辞任勧告まで突き付ける激怒ぶりであった。