球界トピックス

1月12日

 ノムさん、今年は「TOP野球」!
ノムさん率いる阪神の新キャッチフレーズが決定した。その名も「TOP野球」! 「T」は、体力・気力・知力を合わせた総合力を意味する「TOTAL」、「O」は、実施訓練、実践教育を意味する「OBJECT LESSON」、「P」は課程重視を強調する「PROCESS」との事。当初は課程重視の「IP野球」を掲げていたが、語呂の悪さが気になっていた事もあり、改良を加えた様だ。「チームを強化していく訳だし、頂点を目指すのは当然。頭文字がトップになって良かった。出来としては、大変満足しています。私の考え、野球観が集約されている。ヒットするかどうかはマスコミの皆さん次第ですよ」と、ノムさんは自画自賛していた。

 球団首脳に引責辞任勧告!
ダイエーのスパイ疑惑を調査中のパ・リーグ特別調査委員会だが、未だに疑惑を拭い切れない状態。少なくともこうした疑惑を生んだ事を重要視した上で、ダイエーの球団首脳に引責辞任を勧告すると共に、球団に罰金を科す方針を明らかにした。

 清原、報道陣に3つの注文!
この日から、自主トレを開始した無冠の帝王・清原が、報道陣に対して、3つの注文を出した! 1つ目は「記事中のコメントで『ワシ』と書くな」。清原に言わせると「(『俺』『僕』、時に『ワイ』とは言うが)『ワシ』は生まれてから一度も言った事はない。こういう細かい所から、しっかり書いて欲しい」との事。2つ目は「キャンプの打撃練習で柵越えの本数を数えるな」。「目的を持って練習をしているのだから、あれは無意味。数字を追いかける打撃とチームの為の打撃は違う。練習ではポップフライに納得する事もある」と語り、これには、今夜の松井さんも「その通りです」と賛同。3つ目は「打順の話は首脳陣に聞け」。「打順は俺が決める訳じゃないから、上の人に聞くべきだ」と主張。毎年、この時期に同じ様な質問をされる事に、ナーバスになっている様だが、いらぬ事にとらわれず、V奪還の為にチーム打撃に徹したいと言う構えが窺えた。