球界トピックス

12月17日

 入来兄トレード! 兄弟リレー実現へ!
この日、佐藤裕幸内野手と、入来祐作の実兄である近鉄・入来智投手のトレードが成立した! 同一球団の兄弟投手となると、1989年の西武・松沼兄弟以来で、巨人では、球団史上初の事。弟・祐作は「数日前から話は聞いていた。野球を始めてから兄貴を目標にしてきたし、同じ土俵に立ちたいと思っていたから、非常に嬉しい」と諸手をあげて歓迎。一方、兄・智も「弟と一緒に出来るのはいい事だが、弟とは関係なしに、一から出直しのつもりでやる。先発、中継ぎとやってきたので、どこでも対応出来ます。与えられた仕事に全力を尽くしたい」と豊富を語った。今季、途中から先発に専念し、活躍した祐作と、中継ぎで奮闘してきた智の兄弟投手リレーが実現する可能性は高く、来季の巨人の「売り」の一つになりそうだ。

 槙原、200勝の夢を捨て、抑え専念!
シーズン途中に抑えに転向して活躍した槙原が、抑えとしての安定感を高く評価され、5000万円アップの2億1000万円(推定)で一発サイン。ササキ様、斎藤雅に続く、球界3人目の2億円投手となった。昨年から希望していた複数年契約は「ジジイはダメみたいです」と今年も却下されながらも、満面の笑みを見せた槙原は「200勝と言う事は、まるっきり捨てるつもり。今度は目標を100S、200Sに変えていきたい」と、来季どころか、生涯、抑えに専念する決意を見せた。

 ジョニー黒木、大台突破!
今季、最多勝、最優秀勝率の2冠に輝いたジョニー黒木が、球団史上最年少の1億円プレーヤーとなった! 3500万円アップの年俸1億円(推定)に加え、出来高3000万円、タイトル料1000万円の提示に一発でサインしたジョニーは「それだけ期待されている訳ですから、責任を感じますね。今年は僕にタイトルを獲らせようと、チームが一生懸命プレーしてくれた。来年は逆に自分が犠牲になって、チームの為に投げたい」と、来季の今年以上の活躍を誓った。