球界トピックス

12月11日

 連盟、強制捜査!
スパイ疑惑に関して調査中だったダイエー調査委員会は、この日、連盟に対して「疑念を抱かれた様な事実は確認出来なかった」と報告。しかし、パ・リーグ原野会長は「もう少し具体的なものが欲しい。単なる否定ではなく、調査の模様や、やりとりも知りたい。報告書には結論的な言い方しかない」と、これをすんなりとは受け入れず、ダイエーの調査を不十分とし、連盟の方から独自の調査を開始する事を明らかにした! 更に「こういう疑惑を生む事自体が問題。然るべき対応、措置を取る事をコミッショナーとも相談したい」と語り、疑惑が灰色の儘でも、何らかの処分を下す可能性を示唆した。

 なおのり、1.5億を保留!
この日、鈴木なおのりの契約更改が行われた。2年連続エセ首位打者に輝く愚挙を達成し、大幅ダウン提示確実と思われたが、日本一で浮かれて甘ちゃんな査定になっている横浜は、血迷ったか、5000万円アップの1億5000万円(推定)を提示! 大幅ダウンどころかアップの提示にすんなりサインと思われたなおのりだが「形だけでも2年連続首位打者のプライドがあります」と、自ら「エセ首位打者」である事を認めながら、愚かにも、1億7000万円を希望し、これを保留した!

 水谷コーチ問題で、週刊文春に抗議!
12月17日号の「週刊文春」で、一連のスパイ疑惑に関して水谷コーチの関与の可能性を示唆する部分があるとして、不快感を表した中日球団は、何らかの法的措置を訴える考えを明らかにした。「本人の名誉毀損に関わる問題であり、きちんとした態度で対応したい。リーグ、コミッショナーの結論が出た段階で法的措置も考えている」と、週刊文春に対して、抗議を行う姿勢を見せた。