球界トピックス

12月2日

 吉永ら3選手に、スパイ疑惑!
昨年5月から今年6月にかけて、吉永、大道、柳田の3選手が、球団職員、学生アルバイトと共に、相手投手の球種を盗むスパイ行為をしていたと言う疑惑が発覚した! これに対して王さんは「寝耳に水。突然の事でびっくりしている。とにかく球団の話を聞いてみないと何とも言えない。優勝したいのは、どの監督も同じだけど、永久追放にまでなって勝ちたいとは僕は思わない。僕としては選手を信じている」と厳しい表情。「していないと思う。王さんはそういうのは嫌いな人だし、絶対しないと思う」(元ダイエーバッテリーコーチの広島・達川監督)、「ワンちゃんは絶対(スパイは)やらん人間だし、少なくとも球団全体ぐるみという事はないでしょう」(日本ハム・上田監督)と王さんを擁護する意見も多いが、疑惑が事実だった場合、たとえ、王さんが、一切関与していなくとも、現場の最高責任者として、引責辞任する可能性も高い。また、名前の挙がった3選手は「身に覚えがない」(吉永)、「びっくりしています。全然知らないし、事実無根。成績を見て貰えば分かる」(大道)、「全然知らなかった。迷惑」(柳田)と、口を揃えて疑惑を否定している。球団は、急遽、球団関係者や弁護士ら6人で組織された調査委員会を設置し、事実の解明にあたる模様だが、原野パ・リーグ会長は、事実であれば、永久追放処分を含む厳しい制裁を科す考えでいる事を示唆した。

 仁志、機動力野球を直訴!
この日、契約更改を行った仁志が、2000万円アップの5500万円(推定)で、渋々サインした。「サインしたと言うよりは、してしまいました」と苦笑い。席上、仁志は「僕の存在をアピール出来る盗塁を、失敗より成功した時の事を考える環境を作って欲しい。ウチはクリーンアップ中心だけど、横浜を見たら分かる様に機動力がチームの強みに繋がると思う」 と、松井、清原らの長距離砲が打席に入ると、なかなか盗塁を敢行出来ず、自慢の足が生かせないチーム事情に難色を示した。

 新垣、初交渉! 進学の意志変わらず!
オリックスからドラフト1位指名を受けた新垣(沖縄水産)と球団の初交渉が、この日、行われた。新垣は、席上で、改めて、九州共立大へ進学する意向を伝えたが、今回は、あくまで挨拶だけで、正式に拒否するまでには至らなかった。