新垣、進学一本！
前日、新垣（沖縄水産）の父、隆さんは入団へ軟化を見せたが、本人は九州共立大への進学する意向が変わらない事を改めて表明した。「本当にショックでしたが、自分の進路を曲げる気は全然ない。自分の好きな野球でこんな壁にぶつかり、１、２回はやめようかとも思ったが、自分から野球を取ったら何も取り柄がないんで、頑張っていこうと。こんな目に遭うのは、自分で終わって欲しい」と苦しい胸中を語った。この発言を受けたオリックス井箟代表は「事態が事態だし、オリックス側から今回はなし、と言う事にしましょうと決めてもおかしくはないだろう」と半ば断念する発言をした。
大豊、悪夢の大減俸に保留！
大豊が、減俸制限ギリギリの３０％、５４００万円ダウンの１億２６００万円（推定）の提示を保留した。「野手では８番目の評価と言われた。野球は９人でやるから投手を除けば最下位だね」と終盤の帳尻合わせの爆発は、全く評価されなかった事に愕然。野手で８番目となると、坪井、今岡、和田は勿論の事、新庄、桧山、矢野輝、八木、平塚辺りよりも評価が低い可能性もあるとあって、顔を紅潮させていた。
マッケンジー、謎の大幅アップ！
Ｊ．マッケンジーが、この日、契約更改に臨み、５０％アップの６４５０万円（推定）でサインした。打率、打点とも、昨年を下回ったが、正捕手としての活躍が評価されたとの事。しかし、マッケンジーは、王さんにビンタを食らって干され、事もあろうに、内之倉にマスクを奪われる体たらくで、膝にも故障を抱えるなど、とても正捕手としての活躍が評価される年ではなかった。しかも、終盤、代打でたまたまタイムリーを打った際に、水島新司に「まるで、あぶさんの様だね」などと、不吉な事を言われてしまう始末。期待料と言うよりは、厄除けの大幅アップなのだろうか！？
「ハマの大魔神」、流行語大賞に！
今季、横浜日本一の立役者、守護神・ササキ様の愛称「ハマの大魔神」が、’９８日本新語・流行語大賞を受賞した。元々、「大魔神」と言う愛称をあまり気に入ってなかったササキ様だが、こんな賞を受賞してしまっては「これからは大魔神とって呼ばれても返事をします。でも、ササキ様と言う名前も覚えて下さい」と苦笑い。尚、「今夜の松井さん」「エセ首位打者」「エセ盗塁王」「茂雄のヘッポコ采配」等は、惜しくも受賞はならなかった。