球界トピックス

11月21日

 松坂、依然、入団拒否の構え!
悪夢のドラフトから一夜明けたこの日、意中でない西武から指名を受けた松坂(横浜高)は、「話は聞きますが、気持ちは変わりません」と当初の意志を貫く姿勢を見せた。前夜行われた監督を交えた家族会議でも、入団拒否を再確認。「野手と比べ寿命の短い投手に3年は大きい」と西武入りを勧める関係者もいるとの事だが、果たして、松坂は鉄の意志に変化は起きるのか!?

 新垣、交渉拒否!
交渉権を獲得した新垣(沖縄水産)の自宅へ交渉に向かった山本チーフスカウトだったが、前日は門前払い、この日に至っては、2度に渡っての訪問も、一日中、一家揃って外出と言う、もぬけの殻状態で、完全に空振りに終わった。しかし、山本スカウトは事前に連絡を入れており、つまり新垣家に一方的にすっぽかしを食らった模様。昨夜、松坂に電話を入れていた新垣は「一緒に日本代表に入って(五輪で)投げようと話し合った」と共闘宣言をしており、徹底拒否の構えを見せている。これに対し、鈴木一朗は「僕の場合はプロでプレーするのが夢だったから、どこの球団でないと嫌だとか言う気持ちは理解出来ない。小学生じゃないんだから、本人だけの気持ちで好きな球団だけでないと行かないなんて言わない筈」とキツい一言。昨年、オリックス以外は入団拒否を表明していた川口も「実を言えば、近鉄でも入団したと思う」と新垣に入団を促す発言を残した。