球界トピックス

11月5日

 ノムさん徹底指導に、新庄悲鳴!
安芸秋季キャンプで、初のユニフォーム姿を披露したノムさんが、早速、新庄をマンツーマンで徹底指導。打撃論から、配球論まで、禅問答のごとく、延々と続くノムさん節に耐える事、実に48分。流石に、耐えかねた新庄は、ノムさんの隙をついて「いっぺんに聞くと分かりませんから、今日はこのくらいでいいです」と持ちかけて、その場を待避した。「好青年や。純粋というか、可愛い。打つ方は不器用に徹して、地道に生きる道を考える」と意欲をみせたノムさんだが、当の新庄は「あまりユニフォームが似合ってないと思いました。要は、ボール球を振るからダメで、ストライクを打てばいい打球が飛んでいる、と僕は思うんですけどね。監督はどう思ったか分かりませんが。めっちゃ難しいですね」と言った様子で、ノムさんのID浸透には、まだまだ時間がかかりそうだ。

 松坂、事実上の逆指名
ドラフトの最大の目玉、松坂(横浜高)が、この日、神奈川県高野連盟に退部届を提出。その後の記者会見で、「1球団に絞りました。在京セを考えています。それ以外の球団なら社会人に行きたい」と、公式の場で初めてプロ志望を表明した。高野連から「退部届提出後も、逆指名まがいの言動を公言したり、事前交渉の疑いを持たれぬ様に」との通達もあり、具体的な球団名は出なかったが、「自分が注目される前から試合などを見て貰っている。それが決めた理由」とも語っており、暗に横浜を逆指名したと言っていいだろう。