ああ、痛恨の大誤審!? 博打采配実らず!
王手をかけられた雀士東尾は、第1戦でメッタ打ちを食らった挙げ句、発熱と腰痛を煩ってしまったエース失格の烙印を押した筈の西口を先発起用する大博打! この博打に西口も応え、7回2安打の力投! 0−0で迎えた8回裏、一死一塁の場面で、鈴木なおのりの当たりはセカンドゴロ。高木浩が捕球後、すかさず一塁走者波留へタッチを試みるが、これがノータッチと判定され、まさかの一、二塁オールセーフ。すると、二死後に、昨日、目覚めてしまった駒田タイムリー二塁打を浴びて、ついに2点を先制された。最終回、西武は、横浜の守備の乱れに乗じて、1点差として、なおも一死一、二塁とササキ様を攻め立てたが、ここで、次がエセネオエセ松井であるにも拘わらず、最後の最後まで博打としか思えない謎の代打・金村が簡単に打ってしまい、4−6−3のゲッツーであえなくゲームセット。善戦虚しく、西武は2年連続して、日本シリーズにて敗北を喫した。
|