球界トピックス

9月29日

 業師・正田、引退!


広島の名セカンド・正田の引退試合が、この日、行われた。2番セカンドでスタメン出場した正田は、優勝がかかっていて容赦のない門倉相手にノーヒットに終わったが、顔は満足気であった。試合後の引退セレモニーで「小さな体を補う為に何をすべきか、その答えは人に負けないくらいの練習と努力でした。燃え尽きてグラウンドを去っていける自分を幸せな男だと思います」と熱く語り、140発の花火とナインの胴上げで祝福され、グラウンドに別れを告げた。

 川相効果で、7連勝!


巨人−阪神今季最終戦と言う事で、故・村山実追悼ナイターとなったこの試合。3−3で迎えた8回表、「吉村さんが最後の甲子園なので、何とか繋ぎたいと思った」と泣かせる台詞を吐いた名手・川相の華麗なライト前タイムリーで勝ち越した巨人は、最後は槙原が締め勝利を収めた。ダンカンが去り、川相がスタメンに定着してから、これで7連勝。やはり、名手・川相のいる巨人の強さは本物だ。先の横浜3連戦で、3試合目の9回まで川相を干していたのは、あまりにも愚かな選択だった。なお、阪神は、この敗戦により、今季の最下位が確定した。

 ジョニー無四球完封も、ロッテ最下位確定!


もう1試合も落とせない近鉄相手に、ジョニー黒木が熱投。6回までパーフェクトの力投で、いてまえ打線を封じ込めた。結局、近鉄は、大村が2安打放った以外は、一人もランナーを出せず、黒木に今季初の無四球完封勝利を許した。西武が敗れたとは言え、近鉄の優勝は、依然として、苦しい状況だ。勝ったロッテだが、5位のオリックスの勝利により、この日で、最下位が確定した。

 またもパンジャいじめ、奇跡の逆転Vなるか!?
最近、パンジャキラーぶりを発揮している小林が好投虚しく、リードを許したものの、ププ会々長、下痢ニールのホームランで逆転勝利を飾った。これで、借金を1にまで減らしたオリックスは、西武に4ゲーム差と接近。奇跡の逆転Vに、また一歩近づいた!?