11月13日
 ガッツ、3度目の残留交渉も保留! 島田本部長、残留の手応えゼロ!?
アジアシリーズを制覇した喜びも束の間、日本ハムには急務が残されていた。FA宣言したガッツの慰留である。この日、都内のホテルでFA宣言前から数えて3度目となる残留要請交渉が約1時間に渡って行われた。交渉には高田GM及び島田チーム統轄本部長が出席。ガッツ側の話を聞く事に専念したが、条件面についての具体的な話は一切なく、結局、合意には至らず、結論は先送り。21日に行われる大学生・社会人ドラフト終了後、改めて交渉の席を設ける事となった。交渉後、ガッツは「今日は条件より前回2回で思ったけど言えなかった事、自分の思いを一つ一つ整理しながら球団に伝えた形になりました」とコメントを残したが、島田本部長は「近付いているかは分からない」と残留への手応えは掴めていない様子。球団側はマネーゲームを仕掛ける意向はなく、既に提示済の総額15億円(推定)の3年契約を見直すつもりはない模様。獲得へ強い興味を示している巨人とは14日に交渉を行う予定だ