１１月１２日 アジアシリーズ：東京ドーム ラニュー　　０００００００００　　０ 日本ハム　　００００００１０×　　１ 勝：ダルビッシュ１勝０敗 負：フィオレ０勝１敗 Ｓ：ＭＩＣＨＥＡＬ２Ｓ 　鶴岡、値千金の決勝タイムリー！　日本ハム、完封リレーでアジアシリーズ制覇！ とうとう、青波の長瀬のパスポート更新手続きは間に合わず、最後まで主砲不在の日本ハム。予選での対ラニュー戦を思えば、安易に得点を与える訳にはいかないと先発・ダルビッシュが３回まで７三振と言う素晴らしい投球を展開。４回に先頭の黄龍義に初安打を浴びると、一死後、林智勝を歩かせ、一、二塁とこの日初のピンチを迎えるも、陳金鋒，石志偉と連続三振に斬ってとり、このピンチを脱出。何とかダルビッシュを援護したい日本ハムだが、２回には二死二塁のチャンスを逃し、３回には先頭の紺田がエラーで出るも、続く金子が最悪のゲッツー。５回には一死から稲田がセンター前に弾き返すと、黄龍義が後ろへ弾いた一瞬の隙をついて、ヘッドスライディングで二塁を陥れる好走塁を見せるも、鶴岡，紺田と倒れて、またも無得点。６回には先頭の金子がヒットで出ると、劇団ひちょりの犠打で二進。二死後、ガッツが敬遠されて一、二塁となった所で稲葉が空振り三振に倒れて、二者残塁。ここまで３安打と好投していたラニュー先発・許文雄だったが、７回に入り、何故か、フィオレに交代。わざわざ均衡を崩すかの様に勝手に動いてくれたラニューベンチの采配は予選で対戦した時同様、日本ハムに流れを呼び込む事となった。まず先頭の木元の何でもないサードゴロを石志偉がエラー。続く稲田がきっちり送った後、鶴岡の打席でフィオレが暴投をかまし、木元は三塁へ。ここで鶴岡はライト前にしぶとく落とすタイムリーを放ち、ついに１点を先制。直後の８回、ダルビッシュが先頭の曾豪駒を歩かせると、ヒルマン監督はまだ１安打しか浴びていないダルビッシュを下ろし、武田久を投入する石橋を叩いて渡るリレーを展開。武田久は一死後、陳峰民に痛打され、一、二塁とされるも、続く蒋智聡をセカンドゴロゲッツーに仕留めて、ピンチを脱出。９回には守護神・ＭＩＣＨＥＡＬが黄龍義，代打・黄小偉と連続三振に斬ってとると、最後は林智勝をセカンドフライに抑え、完封リレーを達成。日本ハムが無傷の４連勝でアジアチャンピオンに輝いた。