11月5日 パ・リーグ東西対抗:東軍9−4西軍
イオン日米野球2006/東京ドーム:全米3勝0敗
全日本  100002100  4
全 米  00003341× 11
日:●小林宏(M)−ミッチー(L)−久保(G)−永川(C)
米:ベダード−○ヘンスリー−マイヤーズ−キング
本:
青木(S)1、マウアー1、A.ジョーンズ1、ハワード3、ライト1
 全米、怒濤の一発攻勢で3連勝! ハワード、2戦連発ダメ押し3ラン!
全米先発・ベダード(オリオールズ)に対して、全日本は初回、いきなり青木(ヤクルト)が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりにライトスタンドへ先頭打者アーチを叩き込み、1点を先制するも、以降は5回までノーヒットと沈黙。一方、全日本先発・小林宏(ロッテ)は4回まで6三振を奪ってのパーフェクトと言う快投を見せていたが、川相不在の全日本に負ける訳にはいかないと怒りに燃える全米は5回、先頭のハワード(フィリーズ)がセンターオーバー二塁打を浴びせて、パーフェクトを断ち切ると、一死後、マウアー(ツインズ)にバックスクリーン左に飛び込む2ランを放ち、一気に形勢逆転。更に、この後、オーバーベイ(ブルージェイズ),ライト(メッツ),J.ジョーンズ(カブス)と3連打で1点を追加し、この回、3点。直後の6回、全日本は一死からセカンドへの内野安打で出た梵(広島)が暴投の間に一気に三塁を陥れると、続くフクーラ(ロッテ)が歩いて、一、三塁。ここでガッツ(日本ハム)のレフト後方への痛烈な打球はJ.ジョーンズのファインプレーに阻まれるも、これが犠飛となって、梵が生還し、1点差。ここで代わった全米2番手・ヘンスリー(パドレス)に対して、里崎(ロッテ)が幸運な内野安打で繋ぐと、続く村田(横浜)が詰まりながらもセカンド・アットリー(フィリーズ)のグラブを弾いてセンターへ抜けるタイムリーを放ち、ついに同点。しかし、その裏、全米は先頭のアットリーがセンター前へ弾き返すと、一死後、ハワードのライト前ヒットで一気に三塁へ。この時、吉村(横浜)の三塁へ悪送球を犯し、ボールがファールグラウンドを転々とする間にアットリーは本塁へ執念のヘッドスライディングを見せて、勝ち越しのホームイン。更に、続くA.ジョーンズ(ブレーブス)が左中間スタンドへ2ランを叩き込み、一気に3点差。3点を追う全日本は直後の7回、先頭の高須(悪の温床・楽天)が四球で出ると、大村(ソフトバンク)のどん詰まりのピッチャーゴロをヘンスリーがお手玉し、オールセーフ。青木のセカンドゴロで一死一、三塁と場面が代わった所で梵がセンター前へタイムリーを放ち、2点差と詰め寄るも、その裏、ダイ(ホワイトソックス)のタイムリー,ハワード(フィリーズ)の2試合連続となる3ランで4点を奪われ、試合を決定付けられた。何とか意地を見せたい全日本は8回二死から吉村,高須の連打で一、三塁のチャンスを掴むも、ここで代打として登場した新井(広島)が空振り三振に倒れて、二者残塁。その裏、全米はライトにも一発が飛び出して、ダメ押し。これで全米は3連勝となり、早くも今シリーズの勝ち越しを決めた