11月4日

イオン日米野球2006/東京ドーム:全日本0勝2敗
全 米  025000010  8
全日本  022000200  6
米:○アローヨ−カプアーノ−シールズ−フエンテス
日:●西村(G)−小倉(E)−ミッチー(L)−福盛(E)−久保(G)−馬原(H)
本:
ハワード1,2、里崎(M)1、オーバーベイ1
 全米、川相不在で怒りの一発攻勢! 早くも勝ち越しへ王手!

今季ばかりか未来永劫、名手・川相の職人技を目の当たりにする機会を無惨に奪われた怒りに燃える全米は全日本先発・西村(巨人)に対して、2回、ハワード(フィリーズ)が左中間スタンドへ叩き込むと、続A.ジョーンズ(ブレーブス)がライト線へ二塁打。続くオーバーベイ(ブルージェイズ)はピッチャーゴロに倒れるも、これを西村が三塁へ悪送球し、ボールが転々とする間にA.ジョーンズが2点目のホームイン。その裏、全日本は全米先発・アローヨ(レッズ)に対して、先頭の里崎(ロッテ)のサードへのゴロがフィギンス(エンゼルス)の悪送球を誘い、二進。二死後、藤本(阪神),大村(ソフトバンク)の連続タイムリーが飛び出して、一気に同点。しかし、直後の3回、全米は一死二塁からダイ(ホワイトソックス)がタイムリーを放つと、ハワードがバックスクリーンへ2打席連続となる特大2ラン。更に、A.ジョーンズ,オーバーベイの連打で二、三塁とし、西村をKOすると、代わった小倉(悪の温床・楽天)から二死後、井口(ホワイトソックス)が三塁線を破るタイムリー二塁打を放ち、この回、大量5点を勝ち越し。その裏、全日本は二死からガッツ(日本ハム)が四球を選ぶと、ここで里崎(ロッテ)が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりにレフトスタンドへ2ランを叩き込み、4点目。4回以降、膠着状態となったが、7回、全日本は梵(広島)の犠飛等で、2点を返し、1点差まで詰め寄った。しかし、直後の8回、全日本5番手・久保(巨人)が代わりばなオーバーベイに右中間スタンドへぶち込まれ、これがダメ押し点となった。西村,久保の巨人コンビが全失点と言う背信投球を展開した事と、何より川相不在で敗れるべくして敗れた全日本は勝ち越しへ早くも後がなくなった。