11月2日

親善試合/東京ドーム
全米  001012003  7
巨人  004021000  7
米:ヤング−マイアーズ−キング−ヘンスリー−フエンテス
巨:姜−真田−深田−野間口
本:阿部1、ハワード1、A.ジョーンズ1,2、ライト1
 対全米初勝利目前! 野間口、悪夢の2被弾で水の泡!
先発3本柱もクリーンアップトリオもいない貧弱戦力で全米を迎え撃つ事となった巨人。先発・姜は2回まで無失点に抑えていたが、3回、一死から斉藤のエラーでピンチを迎えると、ファーカル(ドジャース)に左中間を破られて、先制点を献上。1点を追う巨人はその裏、先頭の古城がライト線へ三塁打を浴びせると、ここで全米先発・ヤング(パドレス)がよもやのボークで労せずして同点。更に、小坂の四球,矢野のヒットで一、三塁とした所で鈴木がライト線へタイムリー二塁打を浴びせ、小坂が勝ち越しのホームイン。ここからニックン,阿部と連続犠飛を打ち上げて、この回、一挙4点。全米は5回、日本凱旋となったJ.マッケンジー(マリナーズ)の左中間突破の二塁打,フィギンス(エンゼルス)のレフト前ヒットで一、三塁とすると、続くファーカルのセカンドゴロの間にJ.マッケンジーが返って、2点目。その裏、巨人は一死からニックンがヒットとで出ると、続く阿部がライトスタンドへ2ランを放り込み、4点差。直後の6回、全米は一死からハワード(フィリーズ),A.ジョーンズ(ブレーブス)が連続アーチかを叩き込むも、その裏、巨人は小坂のタイムリーで突き放す。3点差の儘、迎えた土壇場9回、この回からマウンドに上がった野間口が大乱調。まず先頭のA.ジョーンズに2打席連続のアーチをぶち込まれると、二死後、マウアー(ツインズ)にライト前に弾き返された所で、ライト(メッツ)に左中間スタンドへ放り込まれて、一気に同点。その裏、巨人は全米5番手・フエンテス(ロッキーズ)の前に三者凡退に仕留められ、結局、ドローとなった。