10月31日

 井川、ポスティングシステムによる国外亡命を要望!
この日、井川はポスティングシステムによる国外亡命を球団側に要望した事が明らかになった。3年前から執拗に亡命志望を表明しまくっている井川だが、勝負所で勝てなければ、チームに貢献してないと言われ、白星を挙げまくれば、チームに必要だと言われ、あれやこれやと理由を付けて球団から要望をはね除けられ続けていた。元々、球団側はFA以外での亡命は認めない方針を示していたが、今回、沼沢球団本部長は「熱意は感じた。球団内の意見やファンの声、チーム編成と照らし合わせて検討する」とコメントを残し、亡命を容認する可能性を示唆。一方で、牧田球団社長は「球団として全く話を聞かないとか、門前払いをするとか言う事はない。ただ、移籍するならFAでと言う球団のスタンスは変わらない」と、厳しい姿勢を見せている。岡田監督も「ずっといるのがいいに決まっている」と語るなど、来季のV奪回を目指すに当たり、今季14勝をマークした井川は必要不可欠な戦力である事は言うまでもないが、井川の代理人として、今回の交渉に同席した橋岡弁護士は「前とは違う感触なのは確か」と、亡命容認へ手応えを掴んでいる様子だ。