10月22日

日本シリーズ/ナゴヤドーム:中日1勝1敗
F  100000220  5
D  100100000  2
勝:八木1勝0敗
負:山本昌0勝1敗
S:MICHEAL1S
本:
井端1、福留1、青波の長瀬1
 名手・川相、悪夢のフル欠場! ピンキー井上、痛恨のヘッポコバント!
初戦を取ったとは言え、川相不在の弊害を大露呈した中日。1つのミスが最後まで尾を引きかねない短期決戦だけに流石に、思い直して、名手・川相をスタメン起用するかと思われたが、落合監督はこの日も名手・川相をベンチに追いやるオレ流大チョンボ采配を敢行。失意のどん底に叩き落とされた中日先発・山本昌は初回、いきなり先頭の劇団ひちょりに痛打されると、田中賢には簡単に犠打を許して、一死二塁。しかし、ガッツは空振り三振に斬って取ると、続く青波の長瀬をショートゴロに打ち取り、ピンチ脱出…と思いきや、これを井端がグラブに当てながら大きく後逸(記録は何故かヒット)。ボールがレフト前へ転がる間に劇団ひちょりは一気に三塁を蹴って、先制のホームイン。しかし、その裏、日本ハム先発・八木に対して、一死から、井端が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりにレフトスタンドへ名誉挽回の同点アーチ。二死後、T.ウッズが四球で歩いたものの、森野はショートゴロに倒れて、結局1点止まりと早くも川相不在の弊害を露呈。2,3回と粘りなく3人ずつで片付けられるなど、立て続けに川相不在の弊害を露呈していた中日だったが、4回、先頭の福留が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりにライトスタンドへソロアーチを叩き込み、勝ち越しに成功。一気に畳み掛けたい所だったが、この後、後続3人はあえなく凡退とまたまたまた川相不在の弊害を露呈。1点を追う日本ハムは直後の5回、先頭のSHINJOがレフト前ヒットで出ると、鶴岡の犠打,金子のセンターフライで三進。ここで打席が回ってきた八木は必死にファールで粘ったものの、最後はどん詰まりのセンターフライに倒れて、得点ならず。その裏、中日はピンキー井上,谷繁の連打で無死一、二塁と絶好のチャンスを掴むも、ここで山本昌がヘッポコバントをかまして、ピンキー井上は三塁封殺。この後、荒木,井端と打ち上げて、二者残塁とまたまたまたまた川相不在の弊害を露呈。続く6回もクリーンアップがあえなく三者凡退とまたまたまたまたまた川相不在の弊害を露呈。直後の7回、日本ハムは先頭の青波の長瀬がサードゴロに倒れると、稲葉もキャッチャー前の凡ゴロに倒れて、あっと言う間に二死…と思いきや、谷繁が一塁へヘッポコ悪送球。川相不在の弊害を痛感し、落胆の色を隠せない山本昌に対して、続くSHINJOの完全に泳がされたどん詰まりの打球がライト前へポトリと落ちる幸運なヒットとなり、一死一、三塁。鶴岡が空振り三振に倒れる間にSHINJOが二盗に成功すると、ここで金子がセンター前へ2点タイムリーを放ち、逆転に成功。山本昌は失意のKOとなった。その裏、この回からマウンドに上がった日本ハム2番手・武田久に対して、中日は先頭のオチョアがショートの右を破るヒットで出塁。ここで満を持して、名手・川相がピンチバンターで登場すると思いきや、ピンキー井上がその儘、打席へ送られたばかりか、キャッチャーへのファールフライを打ち上げてしまうヘッポコバントをかまして、一死。続く谷繁がライト前へ弾き返して、チャンスを広げたものの、代打・立浪,荒木と悉く内野ゴロに倒れて、二者残塁とまたまたまたまたまたまた川相不在の弊害を大露呈。直後の8回、中日3番手・岡本に対して、日本ハムは先頭の劇団ヒチョリがヒットで出ると、田中賢の犠打,ガッツのファーストゴロで三進。ここで青波の長瀬が右中間スタンドへ豪快な2ランを叩き込み、ダメ押しの2点を追加。最後は守護神・MICHEALがピシャリと3人で締めて、ゲームセット。名手・川相が悪夢のフル欠場に追い込まれ、敗れるべくして敗れた中日は1勝1敗のタイで敵地・札幌へ乗り込む事となった。案の定、危惧された川相不在によるミスが悉く失点に繋がり、得点機を失うなど、無様この上ない試合展開に中日ナインは落合監督への不信感で一杯。この重苦しいムードを一掃する為にも第3戦では名手・川相のスタメン起用が待たれる所だ