10月21日

日本シリーズ/ナゴヤドーム:中日1勝0敗
F  002000000  2
D  02100001×  4
勝:人斬り抜刀斎1勝0敗
負:ダルビッシュ0勝1敗
S:岩瀬1S
 名手・川相、悪夢のフル欠場! 中日、川相不在の弊害大露呈も辛くも先勝!
2年ぶりの日本一及び52年ぶりの日本シリーズ勝ち越しを目指すべく、優勝請負人である百戦錬磨の名手・川相は当然、スタメン起用されると思いきや、全く勝つ気がないのか、落合監督はこの期に及んで名手・川相をベンチに追いやるオレ流大チョンボ采配を敢行。失意のどん底に叩き落とされた中日先発・人斬り抜刀斎は初回、一死から田中賢にバントヒットを許すと、続くガッツを歩かせて、一、二塁のピンチ。しかし、青波の長瀬,稲葉と何とか打ち取り、このピンチを脱出。続く2回にも一死二塁のピンチを迎えるなど苦しい投球が続いていたが、その裏、立ち上がりは素晴らしかった日本ハム先発・ダルビッシュが突如、おかしくなり、一死満塁と絶好のチャンスを貰った中日は谷繁のセンター前ヒットで2点を先制。更に、二死後、荒木が歩いて、再び満塁とするも、井端はファーストゴロに倒れて三者残塁と川相不在の弊害を大露呈川相不在では2点ごときでは全く安心出来ないのか、動揺を隠せない人斬り抜刀斎に対して、日本ハムは直後の3回、田中賢のヒット,ガッツの四球で一死一、二塁とすると、青波の長瀬がライト前へ弾き返して、1点差。更に、稲葉が歩いて満塁となった所でSHINJOがレフトへ犠飛を打ち上げて、あっと言う間に試合は振り出しに。追いつかれた中日はその裏、一死からT.ウッズがレフト前ヒットで出塁。続く森野はどん詰まりのピッチャーゴロに倒れるも、これをダルビッシュが絶対に間に合わないタイミングの二塁を何故か気にしてしまい、一塁にすら投げられないと言う凡ミスを犯し、オールセーフ。オチョアのピッチャーゴロで二死二、三塁となった所で、ピンキー井上がレフト前へタイムリーを浴びせて、T.ウッズが勝ち越しのホームイン。二塁走者の森野も川相不在では1点でも多く取っておかなくてはと焦ったか一気に本塁突入を図ったが、劇団ひちょりからの好返球の前に憤死と、またまた川相不在の弊害を露呈。続く4回には人斬り抜刀斎の四球,井端の死球で二死一、二塁とするも、福留がセンターへ打ち上げ、二者残塁とまたまたまた川相不在の弊害を露呈。拙攻を繰り返しているうちに中日打線は当たりがピタリと止まってしまい、5,6,7回と三者凡退。しかし、人斬り抜刀斎も4回以降は立ち直りを見せ、追加点を与えず、3−2の儘、試合は8回裏へ突入。7回からマウンドに上がっている日本ハム2番手・武田久から先頭のT.ウッズが死球を選ぶと、森野の犠打で代走・英智が二進。ここでオチョアが川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに激振。打球はスタンドにこそ届かなかったものの、レフトフェンスを直撃するのタイムリー二塁打となり、貴重な1点を追加。更に、この後、3番手・岡島からピンキー井上が四球を選ぶと、谷繁が送って、二死二、三塁。ここで人斬り抜刀斎の打順と言う事で、昨年まで12年間チームメイトとして過ごし、岡島の事を知り尽くしている名手・川相がいよいよ代打で登場か…と思いきや、代打に送られたのは何故か左の立浪。しかし、立浪は簡単に初球を打ち上げて二者残塁とまたまたまたまたまたまたまた川相不在の弊害を露呈。土壇場9回、満を持してマウンドに上がった守護神・岩瀬は制球に苦しみながらも、何とか3人で切り抜けて、日本シリーズ初セーブ。辛くも白星を拾ったとは言え、川相不在の弊害を随所に露呈しており、先行きが不安極まりない試合展開で、この儘では、一気に巻き返される恐れは十二分に考えられる所。最悪の事態が訪れる前に一刻も早い名手・川相のスタメン起用が待たれる所だ