10月16日

広島:広島10勝11敗1分
D  002200010  5
C  10105000×  7
勝:広池4勝2敗
負:佐藤充9勝4敗
S:黒田13勝6敗1S
本:
求道者・前田23
 引退試合翌日に颯爽と登場! 名手・川相、最終打席で会心の一打!
前日、引退試合を行ったと言うのに、この日も登録抹消されなかった名手・川相。日本シリーズへ向けて、実戦調整の機会が与えられるであろう事は想像出来たが、それでもスタメンでは起用しない落合監督のオレ流大チョンボ采配が炸裂。失意のどん底に叩き落とされた中日は初回から一死満塁と絶好の先制チャンスを掴みながら、森野,オチョアと倒れて、三者残塁と早くも川相不在の弊害を大露呈。10勝がかかっているにも拘わらず、川相不在のマウンドを強いられ、落胆の色を隠せない先発・佐藤充はその裏、求道者・前田に23号ソロを叩き込まれて、先制点を献上。1点を追う中日は3回、先頭の荒木がヒットで出ると、長谷川の牽制悪送球で労せずして二進。ここで井端がセンター前へタイムリーを放ち、同点。更に、二死三塁となった所で長谷川が今度は暴投をかまして、タナボタの勝ち越し点をゲット。しかし、川相不在の不安感が拭えない佐藤充はその裏、一死二塁のピンチを迎えると、またも求道者・前田に左中間を破られ、追いつかれてしまう。直後の4回、梵のエラーとまたまた広島の拙守等で一死二、三塁のチャンスを作ると、荒木,小田のタイムリーで2点を勝ち越し。なおも満塁のチャンスだったが、立浪はセカンドゴロに倒れて、三者残塁とまたまたまた川相不在の弊害を露呈。勝利投手の権利獲得を目前にした佐藤充だが、5回、東出の内野安打に始まり、怒濤の6連打を浴びて、大量5点を失い、失意のKO。結局、2ヶ月以上足踏みした末、10勝には届かなかった。7−4の儘、迎えた7回裏、ようやく名手・川相がサードの守備に登場。この回からマウンドに上がったルーキー・斉藤はプロ初登板の緊張からか、連打を浴びて、一死一、二塁のピンチを迎えるも、川相がバックにいると言う絶大な安心感に支えられ、東出,梵と打ち取り、ピンチを脱出。直後の8回、中日は先頭の藤井がヒットで出ると、二死後、いよいよ名手・川相に打席が回ってくる。正真正銘、公式戦最後となるこの打席で川相はレフト前へ会心の一打を浴びせ、有終の美を飾った。続いて打席に入った川相の愛弟子・荒木は川相の作ったチャンスを無駄にする訳にはいかないとばかりにレフト前へタイムリーを放ち、滑り込みで3割に到達。その裏、ここまで3安打と大当たりの求道者・前田がいきなり二塁打を浴びせると、落合監督は名手・川相を聖域ショートへ回す。ここでマウンドに上がった中里は川相が聖域に入った事による絶大な安心感に支えられ、後続3人をピシャリと締める。土壇場9回、広島守護神・永川は前田,立浪と簡単に打ち取って、二死。ここでFA移籍が噂され、場合によっては広島では最後の登板となるかもしれない黒田がマウンドへ上がり、代打・上田を空振り三振に取って、プロ初セーブ。川相投入があまりにも遅過ぎた事が響き、敗れるべくして敗れた中日は日本シリーズへ大きな不安を残したが、川相が投入されてからの内容を見るに、日本シリーズでは名手・川相のフル出場となる事を祈るばかりだ
神宮:ヤクルト8勝13敗1分
T  200001000  3
S  000000000  0
勝:井川14勝9敗
負:石川10勝10敗
本:
キュラソ星人26、林5
 キュラソ星人、先制26号2ラン! 井川、10K完封で14勝目!