10月9日

神宮:ヤクルト11勝9敗1分
D  002800000 10
S  000010000  1
勝:中田7勝4敗1S
負:石川10勝8敗
本:
井端8、T.ウッズ45
 T.ウッズ、とどめのグランドスラム! 中日、ついに優勝へ王手!
川相不在で怒濤の拙攻三昧を繰り広げる無様な戦いが続いているにも拘わらず、そんな事は全く意に介さない落合監督はこの日も名手・川相を一軍に引き上げないオレ流超特大チョンボ采配を敢行。失意のどん底に叩き落とされた中日はヤクルト先発・石川の前に2回まで無安打と全く元気がなく、3回もあっと言う間に二死を取られるが、ここで荒木がセンター前へ弾き返すと、続く井端が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりにレフトスタンドへ8号2ランを叩き込み、2点を先制。その裏、ヤクルトは二死から青木のヒット、リグス,岩村の連続四球で満塁とするも、寿司職人ラミレスはセンターフライに倒れて、三者残塁。直後の4回、中日はT.ウッズ,森野の連打で一死一、三塁とすると、英智がレフト前へタイムリー。続く谷繁は川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに激振。打球はスタンドにこそ届かなかったものの、右中間を深々と破るタイムリー二塁打となり、史上90人目となる通算1500安打を達成。ここで代わった鎌田に対して、二死後、井端の四球,福留のヒットで満塁とすると、T.ウッズが川相不在では一発に賭けるしかないとばかりにバックスクリーンへ45号グランドスラムを叩き込み、10点目を奪い、試合を決定付けた。これで中日はマジックを1として、2年ぶりの優勝へ王手をかけたが、川相不在の弊害は随所に現れており、いつ連敗ロードが始まるか予断を許さない状況である事に変わりはない。最悪の事態が訪れる前に一刻も早い名手・川相の一軍昇格が待たれる所だ
横浜:横浜7勝12敗2分
C  000012000  3
YB 02030000×  5
勝:ハマのチンピラ8勝12敗
負:長谷川1勝3敗
S:クルーン2勝5敗27S
本:
村田34、ルパン広瀬3
 村田、先制34号ソロ! ハマのチンピラ、2ヶ月ぶりの8勝目!

オープン戦:西武吹き抜けドーム:西武1勝2敗
H  000000141  6
L  000010000  1
勝:柳瀬1勝0敗
負:星野0勝1敗
本:
中村1、ズレータ2
 ズレータ、2試合連続決勝3ラン! ルーキー・柳瀬、連日の好リリーフ!
ソフトバンク先発・はーちゅんに対して、西武は初回、二死から中島が二塁打を放ち、先制のチャンスを掴むも、カブレラはレフトへ打ち上げて、中島は二塁に釘付け。一方、西武先発・オツに対して、ソフトバンクは5回、二死からホルベルト,田上と連打を浴びせて、一、三塁とするも、山崎は空振り三振に倒れて、二者残塁。その裏、西武は先頭の礒?が四球を選ぶも、すかさず二盗を仕掛けて憤死。しかし、ここで中村がレフトスタンドへソロアーチを叩き込み、1点を先制。1点を追うソフトバンクは直後の6回、一死から大村のヒット,柴原の四球で一、二塁とするも、松中はショートゴロゲッツーに倒れる最悪の展開でまたも無得点。しかし、続く7回、先頭のズレータが三遊間を破ると、本多の犠打で二進。続くホルベルトの打球はフラフラと上がってライト前にポトリと落ちるヒット。ライトに捕られる可能性を考え、スタートが遅れたズレータは三塁にストップするも、打ったホルベルトは一気に二塁を陥れる好走塁。続く田上はショートゴロに倒れるも、代打・稲嶺がライト前にタイムリーを浴びせて、ついに同点。続く8回には代打・仲沢,松中と連続四球で無死一、二塁とすると、ここで代わった3番手・山岸からズレータがレフトスタンドへ2試合連続となる3ランを叩き込み、一気に3点を勝ち越し。更に、この後、ソフトバンクは内野安打で出たホルベルトが二盗を決めて、二死二塁とすると、途中出場の的場がレフト線へタイムリー二塁打を放ち、この回、4点。9回には松中にタイムリー二塁打が飛び出し、ダメ押しの6点目。その裏、ソフトバンク守護神・馬原に対して、西武は中島,カブレラの連打で無死一、二塁と粘りを見せたものの、後続3人を抑えられ、万事休す。この3連戦に勝ち越したソフトバンクは「アジアシリーズ出場権争奪戦」の出場権を得るべく、日本ハムとのオープン戦に臨む事となった。