10月8日

甲子園:阪神11勝11敗
G  1000000004  5
T  0000001000  1
勝:春風亭半ケツ2勝5敗15S
負:久保田5勝7敗16S
 久保田、4失点の大炎上! 阪神、13残塁の拙攻で連勝ストップ!
阪神先発・井川に対して、巨人は初回、一死から鈴木がライト前に弾き返すと、二死後、李が左中間突破のタイムリー二塁打を放ち、1点を先制。続くマッスル千代の富士が死球を食らい、一、二塁とチャンスを拡大させるも、小久保は空振り三振に倒れて、二者残塁。その裏、巨人先発・西村に対して、阪神は1安打2四球で一死満塁と一打逆転のチャンスを掴むも、ここで浜中がショートゴロゲッツーに倒れる最悪の展開で無得点。2回には二死から藤本がセンターオーバーの二塁打を放つも、ここで井川に回ってくるツキのなさでここも得点ならず。この後も、阪神は毎回走者を出しながら、あと1本が出ず、スコアボードにはゼロが並ぶばかり。6回には二死満塁のチャンスで井川に回ってくるツキのなさ。ここで岡田監督は井川を下げて、代打・林を起用するも、ピッチャーゴロに終わり、三者残塁。しかし、続く7回、先頭のシャア少佐が四球で出ると、関本の犠打で二進。ここでシーツがレフト前へタイムリーを放ち、ついに同点。この後も阪神は8回一死二塁、9回二死一、二塁と相次ぐチャンスを逃し、試合は延長に突入。迎えた10回、巨人はこの回からマウンドに上がった久保田に対し、一死から、鈴木,ニックン,李の3連打で勝ち越しに成功。更に、マッスル千代の富士,阿部,斉藤にもタイムリーが飛び出して、この回、一挙4点。絶望的な点差をつけられた阪神はその裏、先頭の鳥谷がヒットで出るも、最後は代打・浅井がゲッツーを食らって、万事休す。連勝は3でストップし、中日との差は再び3と開いてしまった。
横浜:横浜6勝13敗2分
D  010100020  4
YB 000000300  3
勝:朝倉12勝5敗
負加藤8勝7敗1S
S:岩瀬1勝2敗40S
 川相不在が故の拙攻三昧で残塁量産! 横浜の拙守でタナボタ勝利!
川相不在が故の怒濤の拙攻三昧を展開し、屈辱的逆転負けを喫したにも拘わらず、全く反省の色が見えない落合監督はこの日も名手・川相を一軍に引き上げないオレ流超特大チョンボ采配を敢行。失意のどん底に叩き落とされた中日は初回から二死二塁のチャンスを逃し、川相不在の弊害を露呈したものの、続く2回、先頭の森野が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに激振。打球はスタンドにこそ届かなかったものの、レフトフェンスを直撃する二塁打となると、続くピンキー井上が三塁線を破って、これが実にチーム28イニングぶりとなるタイムリーとなり、1点を先制。この際、川相不在では1つでも先の塁を狙うしかないと、二塁を欲張ったピンキー井上が憤死した後、続く上田が死球で出塁と言う何ともチグハグな攻撃を展開。後続2人も凡退し、結局、1点止まりとまたも川相不在の弊害を露呈。4回には一死からまたもや森野,ピンキー井上が連打を浴びせて、一、三塁とした所で上田が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに激振。打球はスタンドにこそ届かなかったものの、犠飛としては十二分のレフトフライとなり、2点目を追加。中日先発・朝倉は川相不在と言う計り知れない逆境に耐えながら、6回まで無失点と踏ん張ってきたが、7回、先頭の吉村に痛打されると、続く金城を歩かせて、一、二塁。ここで桑原の犠打に朝倉の野選,森野のエラーが重なり、1点差。川相不在の内野陣の脆さをまざまざと見せつけられ、落胆の色を隠せない朝倉はこの後、鶴岡に同点タイムリーを浴びると、一死二、三塁となった所で石井タクローのセカンドゴロの間に三塁走者・桑原の生還を許して、勝ち越し点を献上。直後の8回、中日は先頭のT.ウッズがヒットで出るも、続く森野はセカンドゴロゲッツーに倒れる最悪の展開…と思いきや、藤田が二塁へヘッポコ悪送球をかまし、オールセーフ。一死後、上田が歩いて満塁となった所で立浪はサードゴロに倒れるも、これを村田が本塁へヘッポコ悪送球をかまし、三塁走者・英智が同点のホームイン。更に、カバーに入った加藤がクッションボールの処理を誤り、ボールが転々とする間に二塁走者・森野も一気に返って、勝ち越しに成功。9回には二死満塁のチャンスを掴んだものの、上田がセカンドフライに倒れて三者残塁とまたまたまたまたまたまたまたまた川相不在の弊害を露呈。しかし、その裏、守護神・岩瀬が3人で締めて、史上初となる2年連続の40セーブをマーク。横浜の拙守に助けられ、辛くも白星を拾った中日だが、この日も11残塁と怒濤の拙攻三昧で一歩間違えば、無様な黒星を喫していたであろう事は誰の目にも明らか。最悪の事態を迎える前に一刻も早い名手・川相の一軍昇格が待たれる所だ
神宮:ヤクルト11勝9敗1分
C  200010040  7
S  000000300  3
勝:横山4勝5敗1S
負:佐藤0勝1敗
本:
石原1、宮出9
 森笠、決勝2点タイムリー! 横山、3失点も幸運な4勝目!

オープン戦:西武吹き抜けドーム:西武1勝1敗
H  000401015 11
L  100020000  3
勝:柳瀬1勝0敗
負:松永0勝1敗
本:
中島1、松中1、ズレータ1
 松中、一発含む3安打5打点の大活躍! ソフトバンク、打線爆発で圧勝!
ソフトバンク先発・和田に対して、西武は初回、二死走者なしから中島がライトスタンドへソロアーチを叩き込み、1点を先制。1点を追うフトバンクは西武先発のルーキー・松永の前に3回まで抑え込まれていたが、4回、川崎,大村の連打で無死一、二塁のチャンス。続く大道のセンターフライで川崎が三進した後、松中はセカンドフライを打ち上げて、二死。しかし、ここでズレータが四球を選んで満塁とすると、続くホルベルトも四球で歩き、押し出しで同点。更に、続く仲沢が右中間突破の走者一掃タイムリー二塁打を放ち、3点を勝ち越し。西武は5回、細川,佐藤のヒットで一死一、二塁とすると、ここで片岡にライト線を破るタイムリー二塁打が飛び出し、2点差。なおも二、三塁の場面でソフトバンクは和田を諦め、柳瀬にスイッチ。これに対して、中島はライトへ犠飛を打ち上げ、1点差と詰め寄るも、続くカブレラは空振り三振に倒れて、同点ならず。すると、直後の6回、ソフトバンクはヒットど出た大村が大道の犠打で二進。ここで松中がセカンドの左を破るタイムリーを浴びせて、5点目。8回には一死から四球で歩いた大道を一塁に置いて、またもや松中がタイムリー二塁打を放ち、1点を追加。。更に、9回には大道のタイムリーの後、松中,ズレータと連続アーチが飛び出して、一挙5点のビッグイニングを形成し、ダメ押し。最後は馬原が締めて、逃げ切った。