10月7日

甲子園:阪神11勝10敗
G  000000021  3
T  01010003×  5
勝:ウィリアムス3勝2敗3S
負:久保5勝6敗
S:藤川5勝0敗17S
本:
キュラソ星人24,25、浜中20、マッスル千代の富士14、清水6
 シーツ、決勝タイムリーで首位に2差! キュラソ星人、先制&ダメ押し弾!
阪神先発・福原に対して、巨人は2回、李,マッスル千代の富士の連打で無死一、二塁と絶好の先制のチャンスを作るも、続く小久保は空振り三振。この後、阿部,川中と簡単に打ち上げて、二者残塁。すると、その裏、阪神は巨人先発・内海に対して、先頭のキュラソ星人がライトスタンドへ24号ソロを叩き込み、1点を先制。4回には一死から浜中に20号ソロが飛び出して、2点目を追加。2点を追う巨人は5回、先頭の小久保が四球を選ぶと、阿部がライト線へ二塁打。川中が死球を食らって無死満塁とするも、内海は空振り三振。続く脇谷はセカンドゴロゲッツーに倒れて、無得点。更に、6回にもキムタク,ニックンの連打の後、李が歩いて、またもや無死満塁とするも、後続3人が打ち取られて、三者残塁の大拙攻。しかし、8回、阪神2番手・ウィリアムスに対して、一死からニックンがライト前へ弾き返すと、二死後、マッスル千代の富士が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりにレフトスタンドへ14号2ランを叩き込み、ついに同点。しかし、その裏、この回からマウンドに上がった久保に対して、阪神は一死からシャア少佐がヒットで出ると、関本の犠打と暴投で三進。ここでシーツがセンター前へ勝ち越しタイムリーを放つと、続くキュラソ星人がこの日2本目となる25号2ランを叩き込み、ダメ押し。土壇場9回、阪神守護神・藤川に対して、巨人は代打・清水に一発が飛び出したものの及ばず、球団史上初となる2年連続のBクラスが確定。中日が敗れた為、阪神は首位との差を2と縮め、逆転優勝へ望みを繋いだ。
横浜:横浜6勝12敗2分
D  000101000  2
YB 00000003×  3
勝:アゴくら10勝9敗
負:岡本4勝1敗1S
S:クルーン2勝5敗26S
本:
T.ウッズ44、村田33
 村田、起死回生の逆転3ラン! 中日、川相不在で屈辱的大惨敗!
川相不在が故のタイムリー欠乏症は深刻を極め、ナインの不安感は募る一方だが、事態の重さを全く把握していない落合監督はこの日も名手・川相を一軍に引き上げないオレ流超特大チョンボ采配を敢行。失意のどん底に叩き落とされた中日は初回、荒木のヒット,T.ウッズの四球で二死一、二塁のチャンスを掴むも、ここで森野が空振り三振に倒れて二者残塁と早くも川相不在の弊害を露呈。2回には二死から谷繁がヒットで出るも吉見は空振り三振で谷繁は一塁に釘付けとまたも川相不在の弊害を露呈。3回には先頭の荒木がヒットで出るも、続く井端がセカンドゴロゲッツーに倒れる最悪の展開で結局、3人で攻撃終了とまたまたま川相不在の弊害を露呈。相変わらずのタイムリー欠乏症ぶりに業を煮やしたか、4回、先頭のT.ウッズが川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに左中間スタンドへ44号ソロを叩き込み、ようやく1点を先制。続く5回には一死から吉見がヒットで出るも、続く荒木がセカンドゴロゲッツーに倒れる最悪の展開とまたまたまたまた川相不在の弊害を露呈。しかし、6回、福留,T.ウッズの連打で一死一、三塁とすると、森野が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに激振。打球はスタンドにこそ届かなかったものの、犠飛としては十二分のセンターフライとなり、福留が返って2点目。しかし、8回、二死一塁の場面でマウンドに上がった4番手・岡本が代わりばな、内川をストレートの四球で歩かせると、続く村田に左中間スタンドへ33号3ランを叩き込まれて、一気に形勢逆転。最後は横浜守護神・クルーンの前に3人で打ち取られ、ゲームセット。川相不在が故の拙攻三昧で敗れるべくして敗れた中日はこれで26イニングタイムリーなしの体たらくで、阪神には2差と詰め寄られた。最悪の事態が訪れる前に一刻も早い名手・川相の一軍昇格が待たれる所だ
神宮:ヤクルト11勝8敗1分
C  201000000  3
S  00100003×  4
勝:花田4勝2敗
負:林2勝4敗
S:高津1勝2敗13S
本:
リグス38、寿司職人ラミレス25
 寿司職人ラミレス、逆転3ランで3位確定! 高津、日米通算300セーブ!

オープン戦:西武吹き抜けドーム:西武1勝0敗
H  000000000  0
L  00000010×  1
勝:霊感投手・松坂1勝0敗
負:斉藤和0勝1敗
 斉藤、1失点完投も援護なし! ベンちゃん、決勝タイムリー二塁打!
霊感投手・松坂と斉藤和の両エースの激突となったこの試合。序盤はソフトバンクペース。初回、一死から大村が死球で出るも、ホルベルトがサードゴロゲッツーに倒れる最悪の展開。続く2回には松中の二塁打,ズレータの死球で無死一、二塁とするも、柴原のヘッポコバントで松中が三塁で封殺されると、田上,本多と連続三振に倒れて、二者残塁。3回には二死から大村がヒットを放つも、ホルベルトはライトフライに倒れて、大村は一塁に釘付け。4回には一死からズレータがライト前へ弾き返すも、続く柴原がセカンドゴロゲッツーに倒れる最悪の展開。5回には二死から的場が死球を食らうも、川崎はファーストゴロに倒れて、無得点。6回には二死から松中がセンター前ヒットで出るも、ズレータは空振り三振に倒れて、得点ならず。7回には二死走者なしから本多,的場が連打を浴びせると、川崎が死球を食らって満塁となるも、大村はファーストゴロに倒れて、三者残塁。攻めても攻めてもあと一本が出ないソフトバンクに対し、西武は斉藤和の前に6回まで内野安打1本と沈黙。しかし、7回、中島,カブレラ,ベンちゃんとクリーンアップの3連打であっさり1点を先制。なおも二、三塁のチャンスに続くリーファーのセカンドゴロでカブレラは楽々本塁生還と思いきや、スタートを切れない大チョンボ。この後、中村,片岡と連続三振に倒れて、結局、1点止まり。嫌な形で攻撃を終えてしまった西武だが、直後の8回、ここまで毎回走者を背負っていた霊感投手・松坂がホルベルト,松中,ズレータのクリーンアップを三者三振に斬ってとる圧巻の投球で流れを引き戻すと、9回も簡単に3人で退けて完封勝利を飾った。