10月6日 S−T(神宮):雨天中止

ナゴヤドーム:中日11勝9敗1分
C  000000200  2
D  02002001×  5
勝:山本昌11勝7敗
負:大竹5勝13敗
S:岩瀬1勝2敗39S
本:
福留30、T.ウッズ43
 川相不在で完全無策一発依存野球炸裂! 山本昌の力投でマジック4! 
前日、川相不在で屈辱的大惨敗を喫したばかりだと言うのに、全く懲りていないのか、落合監督はこの日も名手・川相を一軍に引き上げないオレ流超特大チョンボ采配を敢行。失意のどん底に叩き落とされた中日は初回からゲッツーでチャンスを潰すなど、いきなり川相不在の弊害を露呈。しかし、続く2回、T.ウッズ,森野,ピンキー井上の3連打で無死満塁とすると、英智が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに激振。打球はスタンドにこそ届かなかったものの、犠飛としては十二分のセンターフライとなり、1点を先制。谷繁が敬遠されて、再び満塁となった所で、投手の山本昌が押し出し四球を貰うと言うタナボタで2点目をゲット。なおも満塁のチャンスだったが、荒木のセカンドライナーで谷繁が飛び出し、ゲッツーで2点止まりとまたも川相不在の弊害を露呈。2−0の儘、迎えた5回、中日は二死から井端がレフト前へ弾き返すと、福留が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに左中間スタンドへ30号2ランを叩き込み、4点目。川相不在と言う計り知れない逆境を背負わされながらも、広島が求道者・前田をスタメンから外す二軍紛いのオーダーを展開した事にも助けられ、6回まで散発3安打の無失点投球を続けていた山本昌だったが、7回、先頭のルパン広瀬を歩かせると、一死後、石原,松本と連打を浴びて、満塁のピンチ。ここで代打・緒方に痛打される。あわや右中間突破の走者一掃のタイムリーと言う打球を福留の好守に救われ、犠飛に留まったが、続く東出のサードゴロを森野が大きく弾き、2点目を献上。川相不在の重さを改めて痛感し、愕然とする山本昌だったが、続く山田の打ち損じに助けられ、このピンチを脱出。中日は8回、T.ウッズが川相不在では一発に賭けるしかないとばかりにレフトスタンドへ43号ソロを叩き込んで、ダメ押し。最後は守護神・岩瀬が3人で抑えて、逃げ切り、マジックを4とした。辛くも白星を拾ったとは言え、川相不在が故の拙攻拙守三昧,完全無策一発依存野球は相変わらずで一歩間違えば、大惨敗の危険性もあった事は誰の目にも明らか。最悪の事態が訪れる前に一刻も早い名手・川相の一軍昇格が待たれる所だ