10月5日 S−T(神宮):雨天中止

東京ドーム:巨人11勝10敗1分
YB 000000001  1
G  20304000×  9
勝:上原8勝9敗
負:土肥3勝7敗
本:
阿部10、脇谷1
 土肥、カモの巨人相手に9失点の大炎上! 上原、1失点完投で8勝目!
横浜先発・土肥が初回から大乱調。先頭の脇谷に内野安打を許した後、3つの四球を与えて、押し出しで先制点を許すと、続く阿部には犠飛を浴びて、2失点。土肥の調子が悪いと見るや、畳み掛ける巨人は3回にはマッスル千代の富士,李の連打の後、阿部が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりにライトスタンドへ10号3ランを叩き込むと、5回には上原の2点二塁打に脇谷のプロ初アーチが飛び出して、9点目を奪い、土肥をKO。巨人先発・上原は8回まで散発3安打と横浜打線に付け入る隙を許さない好投を展開。土壇場9回に一死三塁のピンチを迎えると、内川に犠飛を許して、今季初完封は逃したものの、完投で8勝目をマークした。
ナゴヤドーム:中日10勝9敗1分
C  030100000  4
D  010000000  1
勝:佐々岡8勝8敗
負:人斬り抜刀斎16勝7敗
S:永川5勝6敗27S
本:
ルパン広瀬2
 人斬り抜刀斎、失意の4失点KO! 中日、川相不在で屈辱的大惨敗!
執拗に嫌がらせ政策をかまされて、怒り心頭のブラウン監督を更に挑発するかの様に、この日も落合監督は名手・川相を一軍に引き上げないオレ流超特大チョンボ采配を敢行。相も変わらぬ指揮官の乱心ぶりに落胆の色を隠せない中日先発・人斬り抜刀斎に対して、広島は2回、新井,求道者・前田と連打を浴びせると、続くルパン広瀬がレフトスタンドへ2号3ランを叩き込み、3点を先制。その裏、英智のしみったれたセカンドゴロの間に1点を返されるも、4回、ルパン広瀬,倉,松本の3連打で再び3点差。中日はその裏、二死満塁のチャンスを掴むも、その儘、代打を出される事なく打席に送られた人斬り抜刀斎がセカンドフライに倒れて、三者残塁。8回には井端のヒット,T.ウッズの四球で一死一、二塁のチャンスを掴むも、ここで代わった広島4番手・河内の前に森野,ピンキー井上と連続三振に倒れて、二者残塁とまたまたまたまたまたまたまた川相不在の弊害を露呈。最後は広島守護神・永川に締められて、万事休す。川相不在が故の怒濤の拙攻三昧で敗れるべくして敗れた中日の連勝は3でストップし、雨天中止で試合のなかった阪神との差は2.5に接近。この儘では、阪神に抜かれるのも時間の問題だ。最悪の事態が訪れる前に一刻も早い名手・川相の一軍昇格が待たれる所だ