10月4日

東京ドーム:巨人10勝10敗1分
YB 100000003  4
G  101000010  3
勝:木塚3勝1敗
負:春風亭半ケツ1勝5敗15S
S:クルーン2勝5敗25S
本:
李41
 鶴岡、起死回生の走者一掃逆転三塁打! 春風亭半ケツ、またもリリーフ失敗!
巨人先発・グローバーに対して、横浜は初回、先頭の石井タクローがセンター前へ弾き返すと、藤田の犠打で二進。ここで内川がレフト前へタイムリーを放ち、1点を先制。一方、横浜の先発はプロ初登板となる橋本。これに対して、巨人はその裏、脇谷,清水の連打で無死一、三塁とすると、マッスル千代の富士がレフトへ犠飛を打ち上げ、あっさり同点。更に、李,小久保と連打を浴びせて、満塁としたものの、阿部がショートゴロゲッツーに倒れる最悪の展開で1点止まり。続く2回には一死から小関がヒットで出るも、グローバーがキャッチャー前へのヘッポコバントをかまして、最悪のゲッツー。しかし、3回、二死からマッスル千代の富士が二塁打を浴びせると、続く李がレフト前へタイムリーを放って、勝ち越しに成功。4回にも二死満塁のチャンスを作った巨人だが、清水がセカンドゴロに倒れて、三者残塁。グローバーは2回以降は立ち直り、5回まで無失点で切り抜けると、6回からは林−西村と繋ぐ継投モード。8回に二死から連打を浴びて、ピンチを迎えるも、ここで代わった春風亭半ケツが代打・マイケルをショートゴロに打ち取って、ピンチ脱出。すると、その裏、李に9試合ぶりとなる41号ソロが飛び出して、3点目。これがダメ押し点となると思いきや、土壇場9回、春風亭半ケツは2安打1四球で二死満塁のピンチを背負うと、ここで鶴岡に右中間突破の走者一掃タイムリー三塁打を浴びて、一気に形勢逆転。その裏、横浜守護神・クルーンの前に三者凡退に終わり、万事休す。春風亭半ケツはこれで2戦連続のリリーフ失敗となった。
ナゴヤドーム:中日10勝8敗1分
C  000000020  2
D  101000001× 3
勝:岡本4勝0敗1S
負:梅津0勝1敗1S
本:
求道者・前田21
 代打・立浪、サヨナラタイムリー二塁打! 中日、マジック5!
確執のあるブラウン監督への嫌がらせなのか、中日ファンへの嫌がらせなのか、巨人ファンへの嫌がらせなのか、阪神への嫌がらせなのか、名手・川相への嫌がらせなのか、この日も落合監督は名手・川相を一軍へ引き上げないオレ流超特大チョンボ采配を敢行。失意のどん底に叩き落とされた中日だが、9月の月間MVPを獲得するなど、絶好調のT.ウッズが川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに激振し、初回,3回と2本のタイムリーを放って、2点のリード。先発・中田は川相不在の不安感から再三ピンチを背負いながら、広島の拙攻に助けられ、無失点投球を続けていたが、8回、先頭の森笠に二塁打を浴びると、森笠,新井のセカンドゴロの間に生還を許して、1点差。ここで求道者・前田にライトスタンドへ21号ソロを叩き込まれて、ついに同点。2−2の儘、迎えた土壇場9回、中日は広島4番手・梅津に対して、先頭のピンキー井上がヒットで出ると、英智の犠打で二進。一塁が空いた事で谷繁が歩かされ、一、二塁となった所で5番手・高橋に対して、代打・立浪が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに激振。打球はスタンドにこそ届かなかったものの、右中間突破のタイムリー二塁打となり、サヨナラ勝ち。一見、劇的に見えるが、川相不在と言う不十分な戦力であるが故に楽に勝てる試合に追いつかれている為に勝負がもつれているに過ぎない事は言うまでもない。無駄に薄氷を踏まされて、一つ間違えば、連敗ロードに突入しかねないとあって、中日ナインの不安感,不信感は募る一方。最悪の事態に陥る前に名手・川相の一軍昇格が待たれる所だ
神宮:ヤクルト8勝12敗1分
T  031000000  4
S  002000000  2
勝:安藤9勝3敗
負:石井一10勝7敗
S:ウィリアムス2勝2敗3S
本:
矢野17
 矢野、通算100号決勝3ラン! 安藤、2失点の好投で9勝目!

 9月の月間MVP発表!
この日、9月の月間MVPが発表された。セ・リーグの投手部門は無傷の4戦4勝、防御率0.98と完璧な投球で猛追をかけるチームに大きく貢献した安藤(阪神)が初受賞。打者部門は川相不在では一発に賭けるしかないとばかりにリーグ最多の9本、28打点をマークし、打率も.321とハイアベレージを記録するなど、二冠へ驀進中のT.ウッズ(中日)が昨年7月以来、3度目の受賞となった。一方・パ・リーグは25年ぶりのリーグ優勝を果たした日本ハム勢が独占。投手部門は1勝0敗8セーブ、防御率0.84の快投でシーズン39セーブのリーグ新記録を達成したMICHEAL(日本ハム)が初受賞。打者部門は月間三冠となる打率.403、8本、24打点の大爆発で激戦となったペナント制覇へ頼もしい活躍を見せた青波の長瀬(日本ハム)が2年ぶりの2度目の受賞を果たした。