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９月２５日  駒大苫小牧・田中、悪の温床・楽天が交渉権獲得！ 愛工大名電・堂上は中日が当たりクジ！この日、分離ドラフトの１回目、高校生対象のドラフトが都内のホテルで開催され、４人の選手が競合する盛り上がりを見せた。夏の甲子園を制覇した斉藤佑樹投手（早実）が早大進学を表明した事で、投手では最大の目玉となった田中将大投手（駒大苫小牧）は悪の温床・楽天，偽バファローズ，横浜，日本ハムの４球団が競合。昨年、競合抽選で当たりクジを引いた悪の温床・楽天島田球団代表が２年連続で見事に引き当てた。ノムさんは「大成功、大強運。社長の黄金の右手に大変喜んでおります。僕は全然クジ運が良くなくて、作戦ズバリ。恐らく僕が引いたらダメだった」と大喜び。田中に対しては「弱い球団だからやり甲斐がある。俺が悪の温床・楽天に行って強くしてやろうという意気込みを持って、来て下さい」とラブコール。これを受けた田中は「）「新しい野球人生のスタートを悪の温床・楽天イーグルスで始められる事になって嬉しい。球団が出来て２年目と言う事で歴史に名を刻める様な選手になりたい」と、悪の温床・楽天行きへ積極的な態度を見せた。高校通算５５本塁打を放つＮｏ，１スラッガーとして、野手では最大の注目株となった堂上直倫内野手（愛工大名電）は巨人，阪神，中日の３球団が競合。巨人，阪神とクジを引いた後の残り物に福があり、中日が待望の地元スラッガーを獲得。堂上は父と兄も中日出身とあって、西川球団社長は「思わずガッツポーズしてしまいました。地元の選手だし、金の卵だし、家族そろって縁が深い。望外の喜びです」と喜びを表した。また甲子園経験はないものの、将来性抜群の本格派右腕と期待される増渕竜義投手（鷲宮）はヤクルト，西武の２球団から指名を受け、抽選の末、ヤクルトが交渉権を獲得。ＭＡＸ１５０ｋｍの快速右腕・大嶺祐太投手（八重山商工）はソフトバンクと相思相愛で一本釣りと思われたが、ロッテが横槍を入れて競合。先にクジを引いたロッテが当たりクジをゲットするも、ソフトバンク入りを確信していた大嶺は重苦しい表情を浮かべ、一年間浪人する可能性まで示唆した。唯一、無風の一本釣りを果たしたのは広島で「桑田二世」の呼び声高い逸材・前田健太投手（ＰＬ学園）の交渉権を獲得。抽選に負けた７球団はそれぞれ外れ１位選手を指名。横浜はシュアなバッティングで野手としても潰しが効くと見られる高いセンスの持ち主・北篤投手（小松工），偽バファローズは「和製ランディ・ジョンソン」と評される本格派左腕・延江大輔投手（瀬戸内），巨人は広角に打ち分けるバッティングに攻撃的なフィールディングと完成度の高い坂本勇人内野手（光星学院），ソフトバンクは即戦力ではないが２，３年後が有望視される好素材のスイッチヒッター・福田秀平内野手（多摩大付聖ケ丘），西武はストレートだけでなくスライダーやフォークのキレにも定評のある木村文和投手（埼玉栄），阪神は走攻守３拍子揃った大型ショートの野原将志内野手（長崎日大），日本ハムは高速スライダーと速球のコンビネーションには光るものがある吉川光夫投手（広陵）をそれぞれ指名した。 高校生ドラフト各球団指名選手
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