8月2日

東京ドーム:巨人7勝5敗
T  000100100  2
G  00001200×  3
勝:西村5勝4敗
負:福原7勝2敗
S:春風亭半ケツ1勝3敗3S
本:
李34、浜中15
 李、連夜の決勝2ラン! 西村、5月17日以来の先発白星!
0−0で迎えた4回、巨人先発・西村に対して、阪神は鳥谷,林の連打で無死二、三塁のチャンスを掴むと、一死後、キュラソ星人のセカンドゴロの間に鳥谷が本塁を陥れ、1点を先制。1点を追う巨人は5回、阪神先発・福原に対し、先頭のマッスル千代の富士がセンターオーバーの二塁打を浴びせると、続く阿部もセンター前へ弾き返して、一、三塁。ここでディロンのショートライナーを鳥谷が弾き、この間にマッスル千代の富士が同点のホームイン。なおも一死一、三塁となった所で西村はスクイズを仕掛けるもこれを空振りし、阿部は三本間に挟まれて憤死。この後、西村は汚名返上の内野安打でチャンスを繋いだものの、続く矢野はサードゴロに倒れて、二者残塁。しかし、続く6回、先頭のキムタクが内野安打で出塁。ここで怒濤のチャンスブレイカー・ニックンが無茶振りでショートゴロに倒れる相変わらずのインケツぶりを遺憾なく発揮したものの、続く李が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに2試合連続の34号2ランを叩き込み、勝ち越しに成功。更に、この後、マッスル千代の富士のヒット,阿部の四球,亀井の内野安打で二死満塁とチャンスを広げたものの、西村は空振り三振に倒れて、三者残塁。直後の7回、阪神は先頭の浜中がバックスクリーン横へ15号ソロを叩き込み、1点差。更に、キュラソ星人のヒット,矢野の四球で二死一、三塁とし、西村をKOするも、代わった林の前に代打・悠久の若虎・桧山が空振り三振に倒れて、二者残塁。巨人は久保を挟んで、最後は春風亭半ケツが無難に締めて、逃げ切りに成功し、このカードの勝ち越しを決めた。
横浜:横浜2勝5敗2分
D  000020011  4
YB 21201020×  8
勝:ハマのチンピラ7勝6敗
負:山本昌5勝6敗
本:
吉村14
 山本昌、失意の5失点KO! ハマのチンピラ、4失点も完投勝利!
依然として、名手・川相を一軍へ昇格させようとしない落合監督の悪逆非道采配が炸裂。失意のどん底に叩き落とされた先発・山本昌は初回から二死満塁のピンチを迎えると、マイケルにライト前へ弾き返されて、2点を献上。続く2回には二死走者なしから石井タクロー,小池,金城と3連打を浴びて、3点目を失うと、3回には2四球で一死一、二塁のピンチを迎えた所で失意のKO。代わった鈴木は二死までとりながら、投手のハマのチンピラにヒットを許して満塁のピンチを作った挙げ句、石井タクローにタイムリーを浴びて、2点を献上。5点を追う中日は4回まで僅かに1安打と沈黙していたが、5回、T.ウッズのタイムリーの後、オチョア,森野に連続タイムリーが飛び出し、2点を獲得。一気に畳み掛けたい所だったが、ピンキー井上がショートゴロゲッツーに倒れる最悪の展開で2点止まり。横浜は5回に吉村の14号ソロで1点を加えると、7回には石井タクローが2点タイムリー二塁打を放ち、ダメ押しの8点目。中日は終盤に2点を返したものの、及ばず。ハマのチンピラは完投で7勝目をマークした。ここまで全勝していた横浜相手に川相不在で敗れるべくして連敗を喫した中日だが、落合監督は事態の重さに一向に気付く気配がないのか、それとも気付いていながら、あえて川相をシメているのか…。思惑はどうあれ、川相を一軍に戻さないと言う悪逆非道な采配を続けている事にナインの不信感は募る一方だ。
広島:広島5勝6敗1分
S  0200010×   3 7回降雨コールド
C  120000     3
本:
寿司職人ラミレス17、栗原20、森笠4
 7回降雨コールドでドロー! 広島、会心の連続アーチも空砲!

福岡ドーム:ソフトバンク9勝3敗
E  100000000  1
H  00300100×  4
勝:和田10勝5敗
負:松崎0勝7敗
 王さんの退院祝う快勝! 和田、1失点完投で4年連続2桁勝利!

千葉マリン:ロッテ4勝8敗
L  100000000  1
M  00011001×  3
勝:小林宏7勝4敗
負:霊感投手・松坂11勝4敗
S:小林雅4勝1敗30S
本:
里崎13、サブロー8
 サブロー、決勝8号アーチ! 小林雅、久々の無風リリーフ!

大阪ドーム:偽バファローズ2勝12敗
F  201100020  6
Bs 120010000  4
勝:建山3勝2敗
負:ユウキ4勝2敗
S:MICHEAL3勝1敗25S
本:
ガッツ21
 稲葉、決勝2点タイムリー! 田中賢、4の4の大当たり!


 7月の月間MVP発表!
この日、7月の月間MVPが発表された。セ・リーグは2000年4月以来6年ぶりに広島勢が独占。投手部門は4戦4勝、防御率0.84と完璧な投球を見せた黒田が昨年5月以来となる3度目の受賞。打者部門はリーグトップの7本塁打,19打点に加え、打率も.305の好成績を残した栗原が初受賞となった。一方・パ・リーグの投手部門は3勝4セーブ、防御率0.77と安定した火消し役ぶりを見せ、チームの首位堅守に貢献した小野寺(西武)が初受賞。打者部門は本塁打は3本と少なかったが、7戦連続マルチ安打を放つなど、リーグトップの打率.414、29安打をマークし、チームの11連勝を支えた稲葉(日本ハム)が12年目での初受賞を果たした。