6月11日 YB−Bs(横浜):雨天中止

千葉マリン:ロッテ6勝0敗
G  100010000  2
M  01001010×  3
勝:藤田3勝2敗
負:上原2勝2敗
S:小林雅4勝0敗22S
本:
フランコ6、里崎5、大松8
 小関、痛恨のベース踏み忘れ! 史上初の大チョンボで泥沼の6連敗!
巨人は初回、先頭の清水が大松のエラーで出ると、二死後、李のヒットで三進。ここで斉藤のショート左へのゴロを西岡が後逸(記録は何故かヒット)し、清水が先制のホームイン。2回にフランコの6号ソロで追いつかれた巨人は3回、一死から小関がヒットで出ると、二死後、李が右中間スタンドへ19号2ランを叩き込み、2点を勝ち越し。しかし、ここで審判からアウトのコール。小関が痛恨の三塁ベース踏み忘れを犯した事を確認していた今江がアピールしたのだ打者ではなく走者による踏み忘れでホームランが消滅したのは史上初の珍事。結局、李のホームランはシングルヒット扱いとなり、この回は2点どころか1点も入らず。幻の2点のショックで重苦しいムードの巨人は4回も二死満塁のチャンスを逃してしまったが、5回、二死からホームランを消された李と斉藤の連打で一、二塁とした所で代打・キムタクがタイムリーを放ち、勝ち越しに成功。しかし、その裏、里崎がバックスクリーン横へ5号ソロを叩き込んで、再び試合は振り出しに。更に、ロッテは7回に大松の8号ソロで勝ち越しに成功。1点を追う巨人は直後の8回、先頭のキムタクがヒットで出るとガッツな貴公子・仁志のバントで二進。ここで何を血迷ったか三盗を仕掛けて憤死すると、代打・矢野も空振り三振に終わり、結局、3人で攻撃終了。最後は守護神・小林雅の前に三者凡退に打ち取られ、泥沼の6連敗。対ロッテも6連敗で今季全試合で黒星を喫する屈辱的展開。先発・上原は完投したものの、ソロ3発と小関の大チョンボに泣いた。
ナゴヤドーム:中日2勝4敗
F  010000001  2
D  000001000  1
勝:伊集院光の弟子・金村4勝3敗
負:平井2勝2敗
S:MICHEAL1勝0敗16
本:
稲葉10、青波の長瀬10
 落合監督、痛恨の博打采配で首位陥落! 青波の長瀬、値千金の決勝弾!
相変わらず、首位を守る気などサラサラ感じられない落合監督はこの日も名手・川相をベンチに追いやるオレ流大チョンボ采配を敢行失意の先発・小笠原は2回に稲葉から被弾し、先制点を献上。1点を追う中日はその裏、日本ハム先発・伊集院光の弟子・金村に対して、先頭のT.ウッズが歩くも、一死後、英智がゲッツーを食らう最悪の展開で結局、3人で攻撃終了。4回には森野のヒットでまたも先頭打者を出すも、井端が送った後、福留,T.ウッズと打ち上げて、森野は二塁に釘付け。0−1の儘、迎えた6回、中日は先頭の代打・上田が二塁打で出ると、一死三塁となった所で井端がスクイズを決めて、ようやく同点。続く7回、先頭の立浪が四球を選んだ所でようやく名手・川相が代打で登場。誰もがバントで一死二塁となる事は確定であろうと思ったこの場面で落合監督の送った指示は何とバスターエンドラン。打球は会心ながら、いい所に守っていたSHINJOの好守に阻まれてのセンターフライ。川相に送らせずに次の谷繁に送らせると言う訳の分からない作戦の後、代打・高橋光が凡退して、結局、無得点に終わるチグハグな攻撃。川相はその儘、サードの守備に入った事で8回から登板の平井は3人でピシャリと抑える好投を展開。しかし、土壇場9回、日本ハムは先頭の青波の長瀬が川相の広大無比な鉄壁の守備範囲を突破するには一発に賭けるしかないとばかりにカウント0−3からライトスタンドへ10号ソロを叩き込み、勝ち越しに成功。その裏、二死走者なしと言う持ち味を生かせない場面で2度目の打席が回ってきた川相は日本ハム守護神・MICEALのスライダーをものの見事に捉えるも、この痛烈なライナーがショート真正面に飛ぶツキのなさで万事休す。絶好の場面で川相を投入しながら、奇策に走ってしまった落合監督の博打采配と、僅か3安打の貧打で投手陣を見殺しにしてしまった中日は阪神と入れ替わりで首位陥落となってしまった。
福岡ドーム:ソフトバンク3勝3敗
S  010010000  2
H  01000012×  4
勝:藤岡2勝1敗1S
負:ガトームソン4勝3敗
S:馬原0勝3敗13S
本:
松中13、ズレータ13
 松中,ズレータ、決勝連続弾! 藤岡、好救援で2勝目!

甲子園・阪神2勝4敗
L  00112000000  4
T  21000001001× 5
勝:久保田4勝4敗13S
負:小野寺1勝1敗13S
本:
平尾1
 代打・ゼブラ今岡、サヨナラタイムリー! 阪神、劇的勝利で首位奪回!


広島:広島2勝3敗
E  300001000  4
C  010000000  1
勝:グリン2勝0敗
負:大竹1勝7敗
S:福盛11S
本:
フェルナンデス17、山崎武4、栗原12
 フェルナンデス、先制17号! 大竹、逆ハーラー独走の7敗目!