６月２日 東京ドーム：巨人１勝３敗 Ｌ　　２００００００００　　２ Ｇ　　０００００４００×　　４ 勝：西村４勝１敗 負：霊感投手・松坂７勝２敗 本：阿部４ 　阿部、会心の逆転３ラン！　西村、緊急ロングリリーフで無安打投球！ 巨人先発・パウエルに対して、西武は初回、福地，片岡の連打で一、三塁とすると、一死後、カブレラのレフト前タイムリーで１点を先制。更に、続くベンちゃんがセンターへ犠飛を打ち上げ、この回、２点。その裏、西武先発の霊感投手・松坂に対して、巨人は一死から小関が右中間突破の三塁打を浴びせるも、怒濤のチャンスブレイカー・ニックンが無茶振りで空振り三振に倒れる相変わらずのインケツぶりを遺憾なく発揮すると、李もショートゴロに倒れて、小関は三塁に釘付け。０−２の儘、迎えた４回、パウエルは一死から高山の頭部に死球を食らわせ、危険球退場。第３戦の先発が予想されていた西村が急遽、マウンドに上がって後続を断ち切ると、５回には３四死球で一死満塁のピンチを迎えながら、ベンちゃんをサードゴロゲッツーに仕留めて、ピンチ脱出。２点を追う巨人は６回、先頭の清水がセンター前へ弾き返すと、霊感投手・松坂の牽制悪送球と小関のセカンドゴロの間に三進。ここでニックンが川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに無茶振り。打球はスタンドにこそ届かなかったものの、犠飛には十二分のレフトフライとなり、清水が返って、まず１点。更に、李，小久保が連打を浴びせて、一、三塁となった所で阿部が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりにライトスタンドへ４号３ランを叩き込み、一気に逆転に成功。西村は９回までノーヒットで投げきる好リリーフを見せ、４勝目をマークした。 ＦＣ宮城：悪の温床・楽天２勝２敗 Ｄ　　１００１００００００　　２ Ｅ　　０２０００００００１×　３ 勝：小倉２勝３敗 負：高橋聡０勝２敗 本：福留13、Ｔ．ウッズ13 　名手・川相、悪夢のフル欠場！　山崎武のタイムリーでサヨナラ負け！ 結果オーライの白星に事態の重さを理解しきれていないのか、落合監督はまたしても名手・川相をベンチに追いやるオレ流大チョンボ采配を敢行。落胆の色を隠せない中日は初回、二死走者なしから福留が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりにライトスタンドへ１３号ソロを叩き込み、先制。しかし、川相不在で不安感を隠せない先発・山本昌は２回、二死満塁のピンチを背負うと、鉄平に２点タイムリー二塁打を浴びて、あっという間に形勢逆転。１点を追う中日は４回、一死からＴ．ウッズが川相不在では一発に賭けるしかないとばかりにライトスタンドへ１３号ソロをぶち込んで、同点。川相不在が故に一発が出ないと如何ともしがたい中日は以降も全くチャンスを掴めず、ゼロ行進。一方、投げては山本昌が５回途中でＫＯされると、中継ぎ陣もピンチの連続と言う苦しい展開。土壇場９回裏には二死二塁の場面で代打・憲史にライト前へ弾き返され、あわやサヨナラと言う所だったが、福留の好返球で二塁走者・牧田を刺し、辛くも延長に持ち込んだ。しかし、延長に入っても、落合監督は一向に川相を使おうとはせず、１０回も二死二塁のチャンスを逃す体たらく。すると、その裏、４番手・高橋聡が一死から高須に痛打されると、礒部のバントを処理して、二塁へヘッポコ悪送球をかまし、ＫＯ。更に、代わった平井がフェルナンデスをセンターフライに打ち取った際、高須が三塁へ進んだのはともかく、森野が二塁ベースを空にしてしまう大チョンボをかまして、礒部も一気に二塁へ。またも川相不在が故の守乱が炸裂したにも拘わらず、これでも川相を使おうとしない落合監督に憤懣やるかたない平井は山崎武にレフト前へタイムリーを浴び、サヨナラ負け。名手・川相が悪夢のフル欠場に追い込まれ、敗れるべくして敗れた中日は今季中に悪の温床・楽天との通算成績を勝ち越しに持っていく事が絶望となった。 甲子園：阪神２勝２敗 Ｈ　　０００００００００　　０ Ｔ　　１００１０１０１×　　４ 勝：下柳４勝４敗 負：斉藤和６勝３敗 本：鳥谷５ 　シーツ、先制タイムリー！　阪神、散発３安打完封リレー！ 横浜：横浜２勝２敗 Ｆ　　１０４００１１００　　７ ＹＢ　３０１０５１０２×　１２ 勝：三橋１勝０敗 負：鎌倉０勝１敗 本：劇団ひちょり６、吉村８，９、ハマのスペランカー７，８、青波の長瀬７、ＳＨＩＮＪＯ３、メカゴジラ９、小田嶋１ 　横浜、今季最多２２安打の猛攻！　ルーキー・三橋、プロ初白星！ 尾道：広島０勝３敗 Ｍ　　００２０１００００　　３ Ｃ　　００１１２１００×　　５ 勝：ダグラス７勝４敗 負：小林宏４勝１敗 Ｓ：永川１勝３敗２Ｓ 本：ワトソン博士１、新井９、嶋９ 　ワトソン博士、鮮烈デビューも空砲！　嶋、逆転９号２ラン！ 神宮：ヤクルト３勝１敗 Ｂｓ　２０００１０２２００　　　７ Ｓ　　０００００１２２２３×　１０ 勝：木田画伯１勝１敗１Ｓ 負：香月０勝１敗 本：水口２、寿司職人ラミレス９、相川１、岩村７、リグス15 　岩村、起死回生の同点２ラン！　リグス、劇的サヨナラ３ラン！ 　５月の月間ＭＶＰ発表！ この日、５月の月間ＭＶＰが発表された。セ・リーグの投手部門は月間トップの３勝が１１人と言う熾烈な争いとなったが、その中で２完封を含む３完投に加え、防御率１．４３，４３三振といずれもリーグトップの成績を残した人斬り抜刀斎（中日）が今夜の松井さん（元巨人），山本昌（中日）に並ぶ史上最多タイとなる７度目の受賞を果たした。打者部門は交流戦に入ってから打棒が爆発し始め、リーグ最多の１２本塁打に加え、打率．３２４，２３打点の好成績をマークしたリグス（ヤクルト）が初受賞。一方・パ・リーグの投手部門は４戦４勝２完投、防御率０．８８と付け入る隙を許さない投球を展開したルーキーの八木（日本ハム）が初受賞。打者部門は本塁打こそ４本止まりだったが、打率．４３２、出塁率．５１１、３５安打（１７試合連続含む）はいずれもリーグトップのカブレラ（西武）が外国人選手では郭泰源（西武），ブライアント（近鉄）に並ぶ最多タイとなる４度目の受賞となった。