3月20日 オープン戦:S2−2H、F2−1YB、L12−18E、M6−4Bs
 王さん、WBC制覇へ意気込み語る! キューバ側は秘密主義を徹底!
3度目の対決で韓国に雪辱を果たし、WBCの初代王者を懸けて、アマ最強軍団・キューバとの対決を迎える日本はこの日、決勝戦が行われるペトコ・パークで約2時間の練習を行った。記者団の取材に応じた王さんは「(2次リーグ敗退が濃厚だっただけに)予想外の決勝進出だったが、ここまできて選手もその気になっている。公式戦の開幕を迎える頃の調子になっているし、最高の舞台なので、思い切ってやってくれると思う。チームで全力を尽くして、絶対勝ちたい」と、決勝への意気込みを語った。先発には霊感投手・松坂(西武)を起用し、渡辺俊(ロッテ)−大塚(レンジャース)と繋いでいく構想を披露。「(川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに)どかんどかん(と、一発狙いが奏功する事は)はないだろう。(川相不在では実現は難しいが)うまく繋げた方が勝つ」と、あくまで繋ぎの野球に徹したい意向を示した。一方、謎のベールに包まれるキューバは選手数人がウェートトレーニングで軽く汗を流しただけで、グラウンドでの練習は行わず、ペレス監督も主催者側からの取材要請を拒否するなど、情報漏洩阻止へ徹底した動きを見せた。