3月19日 オープン戦:M3−11G、F1−2D、C3−8T、YB6−3Bs、L3−1H、S7−9E
WBC準決勝:ペトコ・パーク
日本 000000510  6
韓国 000000000  0
日:○上原(G)−薮田(M)−大塚(レ)
韓:徐在応−●全炳斗−金炳賢−奉重根−孫敏漢−裴英洙−呉昇桓
本:福留(D)、ハマのスペランカー(YB)3
 上原、気迫の7回零封で決勝進出! 代打・福留、価値ある先制2ラン
イカレ審判・デービッドソンの暴虐ぶりに怒りを燃やしたメキシコの活躍により、奇跡的に準決勝進出を果たした日本。韓国相手に3度も苦渋を舐めさせられる訳にはいかない大事な一戦で球審のマスクを被ったのは2次リーグのアメリカが行った2試合で立て続けにアメリカ寄りな故意の誤審を連発した世紀のイカレ審判・デービッドソン。アメリカが全く関与していないこの試合で故意の誤審をする理由は全くない筈だが、それでも油断は出来ないと緊張感を走らせる日本の先発マウンドには、20戦11勝0敗と国際試合無敗を誇る上原(巨人)。初回に二死二塁、3回に一死一、二塁、4回にも無死二塁と押しまくりながら、残塁を量産すると言う川相不在の弊害を痛感させられる展開にもめげず、上原は6回まで無失点の好投を見せる。何とか上原を援護したい日本は7回、先頭の松中(ソフトバンク)がライト線へ痛打し、ヘッドスライディングで二塁を陥れる執念の二塁打。続くハマのスペランカー(横浜)はヘッポコバントをかました挙げ句に空振り三振と、またまたまたまたまたまた川相不在の弊害を露呈したものの、ここでこの日スタメンから外されていた代打・福留(中日)が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりにライトスタンドへ2ランを叩き込み、ついに均衡を破る先制点をゲット。この後、ガッツ(日本ハム)が死球で出ると、里崎(ロッテ)が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに激振。打球はスタンドにこそ届かなかったものの、左中間を深々と破るタイムリー二塁打となり、ガッツが生還。更に、この後、ここまで干されまくっていた現役で最も川相に近い男・宮本(ヤクルト)が代打で登場すると、鬱憤を晴らすかの様にレフト前へ会心のタイムリー。この日、3番に入った鈴木一朗(マリナーズ)にもタイムリーが飛び出して、この回、一挙5点のビッグイニングを形成。続く8回にはハマのスペランカーが川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに左中間スタンドへ叩き込み、ダメ押しの6点目。その裏から薮田(ロッテ),9回は大塚(レンジャース)と繋いで、完封リレーを達成。デービッドソンのイカレジャッジに巻き込まれる事もなく、3度目の正直で韓国に完勝した日本はついに決勝へと駒を進め、キューバとの最終決戦に臨む。