3月11日 オープン戦:G0−4Bs、D1−0E、C5−6H、T13−2S、YB4−9L、M3−2F
 恐るべき呪いのピンバッジ! 日本代表、現地練習試合で負け越し!
WBC2次リーグへの最終調整として、この日、日本代表はアメリカで3度目の練習試合となるブルワーズ戦を行った。韓国戦で不本意な投球に終わった渡辺俊(ロッテ)が先発として登板すると、この日はシンカーがすっぽ抜ける事もなく、3回を2安打無失点と満足のいく投球を展開。打っては川相不在では一発に賭けるしかないとばかりにガッツ(日本ハム),ハマのスペランカー(横浜)に一発が飛び出し、福留(中日)もランニングホーマーを放つなど、先手先手を取る試合運び。しかし、2点リードで迎えた6回裏、杉内がいきなり同点2ランを叩き込まれるなど、4連打を浴び、一死も奪えずにKOされる体たらく。7回には藤田(ロッテ)が勝ち越しを許すと、8回には大塚(レンジャーズ)がいきなり打球を右足甲に受けるアクシデント。その儘、続投した大塚だが、足のしびれが取れずに追加点を許して、無念の降板。9回に1点差と詰め寄ったものの、最後はここまで4タコ2三振とブレーキの鈴木一朗(マリナーズ)がここでも凡退し、万事休す。先発3本柱はそれぞれ結果を残したものの、やはり、茂雄に託された呪いのピンバッジの影響なのか、単に、茂雄の嫌がらせによる川相不在の影響なのか、現地での練習試合は1勝2敗に終わり、2次リーグへ向けて大いに不安を残す形となった。
 小久保、左ふくらはぎ痛再発! 開幕スタメンへ黄信号!
小久保の開幕戦出場が微妙になってきた。1日のWBC日本代表との試合前の守備練習で左ふくらはぎに張りを訴え、緊急欠場。肉離れの可能性もあると関係者を震撼させたが、大事には至らず、4日からは練習を再開。しかし、この日の偽バファローズとのオープン戦で試合開始直前のシートノック時、再び同じ箇所に違和感を訴えた。4番サードのスタメンとして発表されていたが、グラウンドに立つ事なくベンチへ退いた。川島チーフトレーナーによると、厳密には1日に痛めた箇所とは違うとの事。病院へは行かずに様子を見る模様だが、この時期に爆弾を抱えてしまった主砲に若大将・原監督は戦線離脱となる可能性を示唆した。