3月4日 WBCアジアラウンド:韓国10−1中国 オープン戦:G0−2H、YB2−2D、C12−1E、Bs8−5T、F3−6M
 桑田、先発ローテ入りへ猛アピール! 3回無失点の好投!
悪太郎・堀内前監督の嫌がらせ采配により、昨年、屈辱の未勝利に終わった桑田が、オープン戦初戦となったこの日のソフトバンク戦で登板。同じくローテを争うライバル・カリメロが先発として2回2失点とイマイチな内容で退いた後で、2番手としてマウンドに上がった。「今、主流のピッチャーはズバ抜けた力がある。僕は150kmは出せないんで、球種、緩急、制球、守備…色々なものを足さないと追いつけない」と言う言葉通り、紅白戦でも試して手応えを掴んでいたシュートでホルベルト,ズレータの両助っ人の内角をえぐるなど、持ち味の制球力を生かした投球を展開。3回を2安打無失点に抑える好投で先発ローテ入りへ猛アピールを果たした。これを見た若大将・原監督は「色々なボールを放っていたな。キレもこれから出てくるだろう」と、頬を緩めた。
WBCアジアラウンド:東京ドーム:日本2勝0敗
日本 3110612 14 7回コールド
台湾 0100020  3
日:○霊感投手・松坂(L)−薮田(M)−小林宏(M)−藤川(T)
台:●許竹見−陽耀勲−許文雄−増菘ウェイ−黄俊中−郭泓志−陽建福
本:ハマのスペランカー(YB)2
 2試合連続コールド勝ち! 日本、2次リーグ進出決定!
韓国が中国に圧勝し、2勝0敗となった事で、この試合に勝てば2次リーグ進出が決定となる日本は初回、西岡(ロッテ)のヒット、松中(ソフトバンク)の死球で二死一、三塁のチャンス。ここでハマのスペランカー(横浜)が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりにレフトスタンドへ2試合連続となる3ランを叩き込み、3点を先制。これで勢いづいた日本は2,3回に1点ずつ加えると、5回には5安打を集中し、一気に6点を追加。更に、6回にも1点を加えて、12点目。投げては先発の霊感投手・松坂(西武)が4回を1失点で切り抜けると、5回から登板の2番手・薮田(ロッテ)も3人でピシャリ。6回からマウンドに上がった小林宏(ロッテ)が1失点以内で切り抜ければ、この回でコールド勝ちとなる所だったが、暴投,振り逃げと荒れ球で、一死一、三塁のピンチを作ると、陳佳賢,胡金龍と連続タイムリーを浴び、2点を献上。しかし、直後の7回、日本は松中のタイムリー二塁打と暴投で2点を追加し、再び11点差をつけると、その裏は4番手・藤川(阪神)が0点で抑え、2試合連続のコールド勝ちで2次リーグ進出が決定した。