3月3日 WBCアジアラウンド:台湾0−2韓国 オープン戦:Bs4−1C、H1−2YB、E4−11L
WBCアジアラウンド:東京ドーム:日本1勝0敗
日本 01104327  18 8回コールド
中国 00020000   2
日:○上原(G)−清水(M)
中:李晨浩−●趙全勝−徐ゼン−卜濤−李師−李宏瑞−黄権
本:王偉、西岡(M)、福留(D)、ハマのスペランカー(YB)
 WBC開幕戦、8回コールドの圧勝! 先発全員15安打18点の猛攻!
いよいよ始まったWBCの一次リーグ・アジアラウンド。一次リーグ最大のライバルと目される韓国が台湾相手に先勝し、ますます負けられなくなった日本だが、アストロ球団との実戦経験を持つ数少ない選手の一人であるラフィーバー監督率いる中国相手に初回、あえなく三者凡退と早くも川相不在の弊害を露呈。しかし、続く2回、調子を上げてきている主砲・松中(ソフトバンク)のライト線二塁打を皮切りに一死三塁のチャンスを作ると、ここで岩村(ヤクルト)が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに激振。打球はスタンドにこそ届かなかったものの、犠飛としては十分のレフトフライとなり、松中が先制のホームイン。続く3回にも相手のエラーをきっかけに1点を加え、2点のリード。先発・上原(巨人)は立ち上がりこそ不安定だったものの、尻上がりに調子を上げ、3回まで無失点投球。しかし、4回、一死一塁から王偉に右中間スタンドへ運ばれ、試合は振り出しに。追いつかれた日本は一死から川崎(ソフトバンク)の死球,鈴木一朗(マリナーズ)の内野安打で一、三塁とした所で西岡(ロッテ)が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに左中間スタンドへ3ランを叩き込み、勝ち越しに成功。更に、続く福留(中日)も川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに右中間スタンドへアーチを架け、この回、4点。王さんが「スモールベースボール」から「ストロング&スピーディー」へと急遽、スローガンを変更したのはこの展開を見越しての事だったのか!? 接戦の呪縛から解き放たれた事でようやく楽になった日本はここから打線爆発。6回にガッツ(日本ハム),里崎(日本ハム)の連続タイムリー,西岡の犠飛で3点をあげると、7回には川相不在では一発に賭けるしかないとばかりにハマのスペランカー(横浜)が2ラン。そして、8回には6安打で7点を奪うビッグイニングを形成。投げては6回からマウンドに上がった清水(ロッテ)が3回を投げ、パーフェクトの好投。終わってみれば、大会規定により、8回コールドの圧勝となった。
 西武も優勝の可能性消滅!? ノムさん、伊東監督のヒゲ面に激昂!
口を開けばイカレ発言のナベツネによると、偽バファローズと悪の温床・楽天の優勝は100%ないらしいパ・リーグだが、更に、もう1球団の優勝がなくなった事が明らかになった。この日、西武と悪の温床・楽天のオープン戦が行われ、試合前、ノムさんの元へ挨拶に訪れた伊東監督に対して、ノムさんは「どこのゴロツキや。(そんな顔で)来ないで欲しい。パ・リーグの大監督がちゃんとしてくれなきゃ困る。リーグのイメージが壊れるわ」と激昂し、追い払った。ただでさえ、予告先発の問題で卑劣な裏工作をかましたバレンタインに加担した上、メガホン解禁を求めた件についても、スパイ行為呼ばわりされた事を根に持っている上、伊東監督が伸ばしている全く似合わないヒゲ面がお気に召さなかった様子。伊東監督を追い払った後も、「人間として組織のリーダーの常識。芸術家や芸能人じゃない」と嫌味は止まらない。更に、その後、挨拶にやってきた西武関係者には「伊東に言っとけ。何考えてんだ、あのヒゲ! 指揮官があれじゃ、チームが乱れる。今年の西武の優勝はないな」と叱咤した。これに対して、伊東監督は「大した問題じゃない。ヒゲと野球は別の事。いつ剃るか言わなきゃいけないのか?」と受け流すと、試合の方も11−4で圧勝し、ノムさんを黙らせた。しかし、偽バファローズ,悪の温床・楽天に続き、西武にも優勝の可能性がなくなった事でパ・リーグのV争いはソフトバンク,ロッテ,日本ハムの3球団に絞られる事となった。