3月1日 WBCエキシビジョン:韓国7−2ロッテ オープン戦:D2−0L,H3−3E
壮行試合:東京ドーム:日本代表3勝1敗
巨人    000000000  0
日本代表 11000000×  2
巨:●パウエル−鴨志田−内海−西村
日:○霊感投手・松坂(L)−清水(M)−小林宏(M)−久保田(T)−薮田(M)−石井弘(S)
 日本代表、壮行試合最終戦で完封勝ち! OB恐怖症・内海、怒りの鈴木一朗斬り!
日本代表にとって最後となる壮行試合が巨人を相手に行われた。巨人は偽バファローズから移籍のパウエルが先発マウンドに上がったが、初回、いきなり松中(ソフトバンク)のタイムリーで先制されると、続く2回には二死三塁から川崎(ソフトバンク)にセーフティスクイズを決められ、2点目を献上。一方、日本代表の先発は霊感投手・松坂(西武)。12球団選抜に4失点で負け投手となり、課題を残した事で先発予定の中国戦を2日後に控えながら、志願のマウンドとなったが、左ふくらはぎ肉離れの疑いで小久保が緊急欠場となった巨人相手に2回で3安打浴びながらも無失点で切り抜け、最終調整は何とか無事完了。2−0で迎えた4回、巨人は「300何勝の金村さん事件」の後、追い打ちをかける様な若大将・原監督の嫌がらせに遭い、すっかりOB恐怖症と化している内海を3番手として起用。内海は「OBの知識が足りないのがナンボのもんじゃ〜」とばかりにいきなり先頭の鈴木一朗(マリナーズ)を空振り三振に斬って取ると、6回にもレフトフライに打ち取るなど、3回を投げて無失点の好投で名誉挽回を果たした。日本代表は3回以降に登板した5人の投手がいずれもノーヒット投球と言う完璧な内容で完封リレーを達成し、投手陣はまずまずの仕上がり具合を見せたが、打線の方は12残塁と川相不在を痛感させる拙攻ぶりで課題を残す形となった。