2月26日 オープン戦結果:F4−2S D1−3YB Bs4−11T L4−4H

壮行試合:福岡ドーム:日本代表2勝1敗
ロッテ    000001000  1
日本代表  11012000×  5
ロ:●小野−久保−小林雅−高木−ゴーグル−戸部−名手?川井
日:○渡辺俊(M)−杉内(H)−大塚(レ)
本:ガッツ(F)
 日本代表、ロッテとの遺恨対決に完勝! 渡辺俊、怒りの味方斬り!
前日、ノムさんとの遺恨対決を制し、調子ぶっこいているバレンタイン監督だが、この日の相手も因縁のある日本代表。茂雄の陰謀により、名手・川相(中日)を外される苦しいメンバー構成に関して、よりにもよってロッテ潰しを図った王さんの陰謀などと濡れ衣を着せていただけに、負ければ「8人も引き抜かれれば、当然だ」などと難癖をつけ、勝ったら「8人も引き抜いていきながらそのザマは何だ」と嫌味を言う準備は万端。試合前にも「王さんは私のアドバイスなんて必要ないだろう(何せ、ウチから8人も持っていったんだから…)。『こちらに出来る事があれば、何なりと申し出て下さい』とは伝えた(が、9人目をよこせとか言われたら、それは出来ないな)」と牽制球を投げつけた。どう転んでもバレンタイン監督に嫌なコメントを吐かれる事は必至と言う何ともやりにくい状況に追い込まれた王さんだが、どうせイチャモンつけられるならば、勝つしかないと日本代表は一致団結。皮肉な事に、この日の日本代表の先発はロッテの渡辺俊となったが、大人げない事ばかりぬかす指揮官を同じロッテの一員として黙らせたいと常々思っていたのか、4回無失点と容赦なくロッテ打線をなで切る好投を展開。一方、ロッテ先発・小野に対しては、初回、大人げない事ばかりぬかす指揮官を同じロッテの一員として黙らせたいと常々思っていたのか、西岡(ロッテ)が二塁打でチャンスを作ると、ハマのスペランカー(横浜)のタイムリーで先制。2回には小野の暴投でボールが転々としている隙をつき、二塁走者・相川(横浜)が一気に本塁を陥れる好走塁を見せると、4回には一死二、三塁の場面で、大人げない事ばかりぬかす指揮官を同じロッテの一員として黙らせたいと常々思っていたのか、西岡がライトへきっちり犠飛を打ち上げ、3点目。5回には守護神にも拘わらず、何故かこんな場面で出てきたロッテ3番手・小林雅に対して、ガッツ(日本ハム)がライトスタンドへ豪快なアーチを叩き込み、4点目。更に、大人げない事ばかりぬかす指揮官を同じロッテの一員として黙らせたいと常々思っていたのか、今江(ロッテ)がヒットと二盗でチャンスを作ると、川崎(ソフトバンク)のライト前ヒットで俊足を飛ばして生還し、5点目をゲット。2番手・杉内(ソフトバンク)は6回に青松のタイムリー二塁打で1点を失ったものの、4回を投げ1失点で切り抜けると、最後は大塚(レンジャース)が無難に切り抜け、ロッテを退けた。教え子達にたしなめられたバレンタイン監督は「どんな相手と戦っても勝てるチャンスがあるチームだ」と言いながら、「流石にウチから8人も出ているだけはあるな」と言う言葉は渋々飲み込んだ。