2月25日 オープン戦結果:M9−5E C7−4H T3−1Bs
YB−F(宜野湾)、S−D(浦添):雨天中止
壮行試合:福岡ドーム:日本代表1勝1敗
12球団選抜 001300000  4
日本代表   100001010  3
12:○野間口(G)−朝倉(D)−土肥(YB)−永川(C)−五十嵐(S)−林(G)
日:●霊感投手・松坂(L)−藤田(M)−和田(H)−藤川(T)−石井弘(S)
本:村田(YB)
 霊感投手・松坂、痛恨被弾! 日本代表、拙攻三昧で屈辱の黒星!
前日、黒田(広島)が大村(ソフトバンク)の打球を右手に受けて、代表メンバーから緊急辞退(阪神・久保田が代替選手に)。一方、12球団選抜で先発し、大炎上したダルビッシュ(日本ハム)は右肩違和感でリタイアするなど、まるで茂雄の怨念に取り憑かれたかの様に負傷者が続出する展開となった壮行試合の第2戦。この日も先手を取ったのは日本代表。一死から四球で出た川崎(ソフトバンク)が二盗と、細川の(西武)の悪送球で三進すると、ベンちゃん(西武)のセカンドゴロの間に生還し、ノーヒットで1点を先制。日本代表先発の霊感投手・松坂(西武)は2回まで無失点投球を続けていたが、3回、二死二塁から嶋(広島)のタイムリーで同点とされると、65球の球数制限が迫ってきた4回には一死から中島(西武)に死球,鳥谷(阪神)にヒットを浴びて、一、二塁のピンチ。ここで村田(横浜)にレフトスタンドへ3ランを叩き込まれて、勝ち越し点を献上。12球団選抜先発の野間口(巨人)は初回こそ守りのミスで1点を失ったものの、鈴木一朗(マリナーズ)を空振り三振に斬ってとるなど、4回まで内野安打2本に留める好投を展開。3点を追う日本代表は6回、川崎,ベンちゃんの連打で一、三塁とすると、松中(ソフトバンク)の犠飛で2点目。しかし、続く新井(広島)はサードゴロゲッツーに倒れる最悪の展開で川相不在の弊害を露呈。7回にも一死一、二塁のチャンスを掴みながら、青木(ヤクルト),鈴木一朗と倒れて、二者残塁とまたも川相不在の弊害を露呈。8回に村田のエラーで拾ったチャンスに松中の犠飛で1点差に詰め寄ったものの、最後は林(巨人)の前に後続を断たれて、ゲームセット。不安視されていた川相不在の弊害が露呈してしまった格好の日本代表。川相を活躍させずに、王さんにも嫌がらせが出来ると言う、正に、茂雄一人がほくそ笑む様な展開となってしまった。
 ノムさん、遺恨対決で大惨敗! 期待の朝井、大炎上でぼやき止まらず!
予告先発を巡って勃発したノムさん,バレンタインの遺恨対決が、いきなりオープン戦開幕で実現。この日も試合前から「(マスコミの)皆さんはあのチームが好きですね」(バレンタイン監督),「ロッテは(所詮、日本球界の序列が4番目に過ぎないだけあって、勝手に自称している)日本一らしさが欠けてる。あんなの野球やない。(自称)日本一も質が低下した」(ノムさん)と舌戦を繰り広げていたが、試合の軍配はバレンタイン監督に上がった。ノムさんは「期待の星」と目をかけていた朝井を先発マウンドに送り込んだが、初回から暴投で先制点を献上すると、更に、二死満塁のピンチで橋本にライトスタンドへグラントスラムを叩き込まれて、いきなり大量5失点。この後、5回まで投げた朝井だが、結局、9安打5四球9失点と言う惨憺たる結果に終わった。親バカ采配でスタメンマスクを被らせた愛息・ボン野村は朝井のいい所を引き出せないばかりか、3盗塁を許すなど、全くいい所なし。打っては5点を奪ったものの、11残塁の拙攻ぶり。松崎が2回無失点,青山が1回無失点と両ルーキーが結果を残したのは幸いだが、初戦からバレンタイン監督に辛酸を舐めさせられる屈辱的展開に「初回に5点は取られ過ぎ。話にならん。チャンスでも攻め切れない。現場復帰の感慨? 鈍感だから何もないよ」と、ぼやきが止まらなかった。