2月22日
 高津、チーム無視の自己流調整! 伊東コーチ、怒りの強制降板指令!
亡命先から凱旋し、3年ぶりの日本復帰となった元守護神・高津が、この日、韓国・サムスンとの練習試合で1/3回を投げ、3安打4失点の大炎上となった。1−2と1点ビハインドの7回からマウンドに上がった高津は徹底した直球攻めが通じず、いきなり無死満塁の大ピンチ。捕手・米野は変化球を要求したが、これに首を振ってまで直球を投げ続けた挙げ句、2点タイムリー二塁打を浴びる始末。この後、一死を取ったものの、一向に変化球を投げようとしない高津に対し、伊東ヘッド兼投手コーチがマウンドへ向かい、「こんな調整があるか! 真っ直ぐだけならバッティングピッチャーでいいんだよ」と、激昂。強制的に降板させられた高津は、予定されていた会見も拒否し、その儘、ロッカールームへと籠もってしまった。試合前のブルペンで直球が走らなかった事で、徹底した外角への直球を投げ続ける事を決めていたと言う高津。しかし、チームを無視し、自分の調整のみを重んじた上、結果も出せなかった事で首脳陣から怒りを買う事となった。中井美穂の旦那・古田監督は「次は抑えてくれると思う」と庇ったが、次の登板でも失敗する様だと、当確と思われたセットアッパーの座も微妙なものとなってきそうだ。