2月20日
 桑田、恒例の養護学校訪問! 200勝への意欲衰えず!
昨年、悪太郎・堀内前監督の嫌がらせ采配で屈辱の未勝利に終わった桑田だが、依然として200勝への意欲が衰えていない事が明らかになった。キャンプ最後の休日となったこの日、桑田は宮崎・清武町の県立清武養護学校を訪問。今年で19回目となる恒例行事で生徒達から拍手で迎えられた。質問コーナーで「今年は何勝しますか?」と問われると、「去年は0勝だったから、何とか1つ勝ちたいです。200勝まで、あと28勝なので近付きたいなと思ってます」と返答。若干のリップサービスも含まれてはいるだろうが、この歳になって諦めたら先はない事も分かっている。まずは恩師・藤田氏の追悼試合先発に向けて、最終調整だ。
 薬物スキャンダルに嫌気! ボンズ、今季限りでの引退を示唆!
メジャー通算本塁打歴代2位のベーブ・ルース(714本)まで、あと6本と迫っているバリー・ボンズ(ジャイアンツ)が今季限りで引退する意向を示した事が、米紙USAトゥデー(電子版)で報じられた。01年には史上最多となるシーズン73本塁打を放ったのを含め、04年までメジャー記録となる13年連続30本塁打以上を記録するなど、ハイペースにアーチを量産し、755本のハンク・アーロン越えも時間の問題と見られていたが、昨年は右膝の故障に見舞われ、3度手術を行うなど、僅か14試合で自己ワーストの5本塁打に留まり、シーズンを棒に振った。復活を懸ける今季だが、ここ数年、筋肉増強剤・ステロイドの使用を噂され、本塁打記録の価値に疑問符を打たれるなど、マスコミやファンから執拗な攻撃を受け続けている。薬物使用スキャンダル疑惑まみれの状況に嫌気がさしたのか、「(薬物疑惑に対する)空騒ぎに飽き飽きしている。くだらない事を色々言われる事に疲れて、もう野球が楽しくなくなった。家族との時間を大事にしたい。僕の事なんて、みんなすぐ忘れるよ」と語った。目前に迫るルースの記録に関しては「記録は僕にとって大きなものでなく、意識した事はない。ルースを越えるのは大きな名誉だが、それは僕に更なる努力を強いるだろう」と言うローテンションぶり。WBCを出場辞退した事については「今でも出る気はない。五輪でもない試合に何の意味があるんだ? そんな事に費やす時間はない」と発言しており、ラストイヤーと考える今季は公式戦のみに集中したい様にも見える。ただし、ボンズは度々、前言撤回する事でも知られており、19日付のメジャー公式サイトでは「膝の状態さえ良ければ、今後もプレーし続ける」などと語っている事から、ジャイアンツ側もボンズ自身から直接話を聞くまでは、公式の見解は示さない方針を示している。