2月3日
 ジョニー黒木、新球チェンジアップ炸裂! 5年ぶり開幕投手へ名乗り!
先発投手王国・ロッテの中で、ここ数年、毎年「復活の年」扱いされているジョニー黒木が一躍、開幕投手候補に名乗りをあげた。今キャンプ初のブルペン入りで48球を投げ込んだジョニー黒木は8年かけて、ようやく習得しつつあると言うチェンジアップを試投。サブロー曰く「フォークの様な凄い落差でびっくりした。和田(ソフトバンク)に似ている」と言うキレの良さに首脳陣も目を丸くした。渡辺俊,清水,小林宏の3本柱が揃ってWBCの日本代表メンバーとして派遣されるだけに、バレンタイン監督は久保,小野を初めとする日本残留組に開幕投手を託す方針を示しており、「最有力ではないが、可能性はある」と、ジョニー黒木も候補として考えている事を示唆した。
 ディロン株急上昇! シュアな打撃に若大将・原監督も絶賛!
新助っ人・ディロンの評価が急上昇している。この日、2度目のフリー打撃に臨んだディロンはまず一塁寄りの打撃ゲージに入ると、柵越えこそ1本もなかったものの、球に逆らわずにセンター返し,おっつけに徹するシュアな打撃を披露。続いて三塁よりのゲージに移ってからは引っ張り一本で4本の柵越え。見事な左右への打ち分けで、パワーもテクニックもある所を見せつけた。ディロンの打撃を見守っていた若大将・原監督は「変化球に対して右打ちもやっていたし、内角にも絶対的な自信を持っている様だ。チームへの犠牲心があって献身的だね」と、茂雄暗黒政権の様な一発至上主義でなく、多彩な野球に適応出来そうな新助っ人を絶賛。一塁のポジションを争う筈の李はこの日もフリー打撃中にレフトに回るなど、前日に続いて外野守備練習を行っており、この儘、行けば、一塁:ディロン,レフト:李で、矢野ら若手が干されると言ういつもの構図が完成しそうな気配だ。