1月21日
 自費キャンプ突入寸前! 石井弘、球団側との交渉再開を示唆!
この日、自主トレ先の沖縄から帰京した石井弘が球団側と再交渉する意向を示した。球団の権利を自分の権利と履き違え、執拗に国外亡命を狙う石井弘は昨年11月に3度目の交渉を行って以来、断じて亡命を認めないと平行線を辿る球団側との交渉を断っていた。挙げ句の果てに、法的手段に訴える可能性まで示唆するなど、球団側を挑発していたが、前日、多菊球団社長から「(交渉する気がないなら、この儘、キャンプまで)交渉しなくてもいい。ウチの選手。自費があるじゃないか」と突き放された事に動揺したか、ようやく交渉再開へ軟化の姿勢を見せた。しかし、国外亡命を諦めた訳でも、法的手段に訴える選択肢を消し去った訳でもなく、自費キャンプに突入する可能性は十二分にありそうだ。
 仰木さん「お別れの会」に約5000人が参列!
昨年12月15日に逝去した仰木さんの「お別れの会」がこの日、GS神戸で行われた。午前中に選手,関係者がグラウンドで黙祷。午後には、約5000人の一般ファンが参列。監督として指揮を執っていた際に定位置だった一塁ベンチのパイプ椅子に花束が置かれ、背番号「70」のユニフォームと遺影が壁に飾られた他、バックスクリーンのオーロラビジョンには生前の仰木さんの活躍ぶりが映像で流された。仰木さんから熱心に誘われていたにも拘わらず、存命中に入団を決意出来なかった破戒僧・清原は「(GS神戸は)どんな苦しい事があっても、仰木さんが最後まで戦い抜いた球場。そういう事を思い浮かべると、どんな苦しい事があっても耐えられる。仰木さんは男の生き様として心を打たれて尊敬する人。亡くなった事は残念だが、仰木さんあってこそ、こうやって偽バファローズの一員としてグラウンドに立てると言う清々しい気持ちで一杯」と、目を潤ませた。