12月19日
 スピードアップ対策に具体的な時間制限導入へ!
この日、都内で実行委員会が開かれ、来季からスピードアップを図るべく、攻守交代は2分15秒以内,投手交代は2分45秒以内と言う具体的な時間制限を導入する方針が固まった。両リーグ連盟の調査によると、これまでの攻守交代は約2分20〜30秒との事で、2分15秒では殆ど縮まっておらず、投手交代も足場をならすと言った準備時間は含まれないとあっては、劇的な効果をもたらすとは到底思えないが、ともあれ来年1月25日に行われる12球団監督会議の了承を得られれば、正式決定する事になる。また、ヤクルトが「東京ヤクルトスワローズ」,サーパス神戸が「サーパス」への球団名改称も承認された他、来年のオーナー会議議長には、悪の温床・楽天の球団株二重保有問題等で中立の立場を損なった疑いのある偽バファローズ・宮内オーナーを失脚させ、中日・白井オーナーを選出する事も決定。更に、国内での序列は4番目に過ぎないにも拘わらず、繰り上げで出場したアジアシリーズを制覇した事で図に乗っているロッテからユニフォームの右肩に「アジアチャンピオン」のロゴを入れる事が申請されていたが、あくまでアジアシリーズの覇者であって、日本一の球団であるとは謳っている訳ではない事から一応、承認を得られる事となった。
 着々と進む近鉄色隠滅プロジェクト! GS神戸を専用球場へ!
この日、偽バファローズは来年の専用球場を大阪ドームから、GS神戸へ変更する事を申請し、実行委員会でも承認された。 近鉄と合併とぬかしながら、実質的には吸収した以外の何物でもない偽バファローズ。オリックスと殆ど変わらないユニフォームを採用するなど、近鉄色を一掃したくてたまらないのがミエミエながらも、1年目から完全に消してしまうのはまずいと言う世間体から、GS神戸と併用しながらも、一応、大阪ドームを専用球場としていた。来季も大阪ドームとGS神戸の主催ゲームは34試合ずつと同数の日程が組まれているが、小泉球団社長は「野球協約には専用球場を使って日本シリーズをやる事になっている。その時の状況が分からないから神戸にしておく」と説明。大阪ドームを運営する大阪シティドーム社が経営破綻し、会社更生法の適用を申請中の状況である事を建前にしているが、実際の所は、近鉄の本拠地である大阪ドームなどで日本シリーズはやりたくないと言うのが本音であろう。