12月14日
 名手・川相、史上初の選手兼メンタルアドバイザー就任!
この日、球界の至宝・名手・川相が名古屋市内の球団事務所で契約更改交渉に臨んだ。フル出場させれば、間違いなく中日を連覇に導いたであろう川相だが、落合監督のオレ流大チョンボ采配の影響で幽閉されまくり、打席に立ったのは僅かに24回。結果、川相がフル欠場となった試合に山の様に黒星を積み重ねたチームは2位に甘んじてしまった。その数少ない24打席で2二塁打を含む5安打6打点,7犠打と実に半分以上の打席で結果を残しただけでなく、守備でも美技を連発し、絶大なる安心感により岩瀬をセーブ日本新記録へ導くなど、大いに貢献した川相だが、いかんせん幽閉されまくった事による打席数の少なさが査定に大きく響いた模様。7億は優に越えると言われている出来高契約をクリア出来ず、現状維持の5000万円(推定)を提示されたが、人間のどでかい川相は恨み言一つ吐く事なく、一発サイン。来季は選手兼コーチとなる予定だったが、「選手兼メンタルアドバイザー」なる前代未聞の肩書きが与えられ、特別手当として、1000万円(推定)が上乗せされた。そんな肩書きなど与えられるまでもなく、文字通りチームの精神的支柱である川相だが、「選手に技術的、精神的に色々な面でアドバイスする役。自ら解決出来なかったら手助けが出来れば、と思っている。野球に支障があるのなら、恋人とかの相談でも乗るよ。この世界も長いし、家族も多いしね」と意欲満々。間違いなく引退へカウントダウンとなるコーチ登録をされずに済んだ事も幸い。「今年よりももっと試合に出たいし、打席に立ちたい」と、今季の落合監督のオレ流大チョンボに対して苦言を呈し、もっと自分を使いこなしてくれれば、チームを優勝させてみせると言う絶対の自信を見せつけた。