12月5日
 3助っ人が揃って自由契約! 李も含めて、助っ人全滅の危機!
シーズン2位に終わりながら、ソフトバンクの日本シリーズ出場辞退,阪神のアジアシリーズ出場辞退により、繰り上げで回ってきたアジアシリーズを制覇したロッテだが、この日、セラフィニ,フランコ,パスクチの助っ人3人が揃って自由契約となった。いずれも12月2日まで保留者名簿に入っていたがセラフィニ,フランコの代理人から「既に今季の契約が切れ、来季の契約もまとまっていないにも拘わらず、12月過ぎても保留者名簿に入っているのはおかしい」と言う指摘を受けた事で3人共、名簿から除外した模様。ロッテ側はあくまでFAの様な立場になっただけとして、残留を基本線に交渉を続けていく意向を示している。しかし、自由契約となった以上、他球団も交渉出来る権利が発生する。セラフィニが6000万円,フランコ,パスクチが5000万円(いずれも推定)と、格安助っ人であるだけに獲得に動く球団が出てくる可能性は十分考えられる。今季11勝のセラフィニに対しては、早くもソフトバンク,巨人が興味を示しているとの事。ロッテは李とも交渉の段階でモメており、残留を目指していた4人の助っ人が全員消えると言う最悪のシナリオも決してありえない展開ではなさそうだ。
 石井タクロー、7500万円ダウンも一発サイン! 古木、トレード志願で保留!
この日、石井タクローが横浜市内の球団事務所で契約更改交渉に臨んだ。今季はフルイニング出場を果たした石井タクローだが、打率.255と奮わず、球団側は1億7500万円(推定)+出来高と言う7500万円ダウンの厳しい提示。レギュラー定着後、毎年の様に銭ゲバ更改を展開して、昇給を勝ち取り続けていた石井タクローだが「想定範囲外。一番試合に出た人間が一番の減俸で悔しい。悔しさを来季に繋げたい」と、自戒する様に一発サイン。一方、小池の台頭等もあり、今季僅か65試合の出場に留まった古木は出場機会の減少に不満を漏らして、トレードを直訴し、金額提示には至らなかった。