12月2日
 バティスタ、まさかの電撃解雇! 来季年俸500万ドルを全額支給!
3年連続でパ・リーグを制覇しながら、2年連続で日本シリーズを出場辞退したソフトバンクがこの日、バティスタを電撃解雇し、保留者名簿から外した事を発表。メジャー通算214発の超大物助っ人として期待されたバティスタはリーグ最多の135試合に出場し、打率.263,27本,90打点をマーク。決してヘッポコ助っ人ではなかったが、超高額年俸の事を考えれば、大人しい成績と言えよう。また、日本シリーズ直前に行ったロッテとの練習試合最終戦で敗戦に繋がる致命的なミスを犯し、チームの日本シリーズ出場辞退に至った事も印象を悪くした様だ。丁度、バティスタとポジションがかぶる亜大の松田を希望枠で獲得したばかり。「2年後、3年後の事を考えての決断。バティスタに不満があった訳ではなく、若い選手にチャンスを与えようと言う事になった」と、若返りを図る王さんの方針も相まって、球団側も解雇を決定。バティスタとは2年契約を結んでいたが、来季の年俸500万ドル(推定)を全額支給したとの事だ。

 土肥、2000万円アップも怒りの保留! 弱体巨人からの7勝に価値なし!?
今季、初の10勝をマークした土肥がこの日、横浜市中区の球団事務所で契約更改交渉に臨んだが、2000万円アップの年俸6300万円(推定)の提示に保留。1年間先発ローテを守った事で倍増を狙っていただけに落胆の色を隠せない。しかし、10勝中7勝は年間80敗の弱体球団・巨人からあげたものとあって、球団側の評価は低い。山口査定担当は「土肥の主張を聞き入れても金額はあまり変わらない」としているが、土肥も「8000万円は譲れない」と強気の姿勢を見せており、長期戦の様相を呈してきている。