11月12日 アジアシリーズ:興農3−4サムスン
マスターズ・リーグ:福岡5−6東京 札幌12−1名古屋

アジアシリーズ:東京ドーム:ロッテ3勝0敗
チャイナスターズ 10000000  1
ロッテ      00003000×  3
勝:ゴーグル1勝0敗
負:張力0勝1敗
S:小林雅1S
 二線級オーダーで余裕の全勝! ゴーグル、5回無失点の好投!
パ・リーグを3年連続で制覇したソフトバンクが日本シリーズを出場辞退、そして、20年ぶりの日本一に輝いた阪神がアジアシリーズを出場辞退と言う異常事態が発生し、急遽、アジアシリーズに繰り上げ出場が決まったパ・リーグ2位のロッテ。この日の相手はアストロ球団と対戦経験のある数少ない選手である元ロッテのラフィーバー率いる中国選抜のチャイナスターズ。既に、1次リーグ突破が確定している事で負けてもOKとあってか、ジョニー黒木を先発起用したばかりか、フランコ,ベニー松山以外は全て控え要員をスタメン起用すると言うナメきったオーダーを展開。しかし、初回、いきなり先頭の侯鳳連にセンター前へ弾き返されると、二死二塁となった所で三盗を許し、しかも、この時、辻がヘッポコ悪送球。ボールが転々とする間に侯鳳連の生還を許して、このシリーズ初の先制点を献上。1点を追うロッテはその裏、二死一、三塁のチャンスを逃すと、続く2回も一死一、二塁のチャンスを作りながら、後続を断たれて、早くも4残塁の拙攻。直後の3回、チャイナスターズは四球と内野安打で無死一、二塁。ここで楊国剛の痛烈な打球はジョニー黒木の足に直撃するも、これをバックアップに入ったセカンド・早坂がダイレクトキャッチ。飛び出した二人の走者は戻れずに、よもやのトリプルプレーが成立。打球直撃のジョニー黒木はこの回限りで早くも降板し、4回からはゴーグルがマウンドへ。このゴーグルが4,5回と3人で斬ってとる好投を展開。すると、その裏、ロッテは2つの四球とヒットで一死満塁のチャンスを掴むと、ベニー松山が右中間突破の走者一掃タイムリー二塁打を放ち、一気に逆転に成功。この後、ゴーグルは8回までチャイナスターズに得点を与えず、最後は守護神・小林雅が締めて、1次リーグを全勝で切り抜けた。