10月23日

オープン戦:千葉マリン:ロッテ2勝0敗
T  000000000  0
M  11000503× 10
勝:渡辺俊1勝0敗
負:安藤0勝1敗
本:
サブロー1、フランコ1、李2
 ロッテ、連夜の2桁得点で圧勝! 渡辺俊、余裕の4安打完封勝利!
3年連続パ・リーグ制覇を果たしたソフトバンクがよもやの日本シリーズ出場辞退となり、不戦勝と言う不本意な形ながらも20年ぶりの日本一に輝いた阪神。折角の準備を無駄にするのは興行的にも勿体ないと、急遽、組まれる事となったロッテとのオープン戦第2戦。阪神先発・安藤に対して、ロッテは先頭の西岡がいきなりライト線を破る二塁打を浴びせると、この日、スタメンに抜擢された塀内がきっちり送って、一死三塁。二死後、サブローはサードゴロに倒れて、無得点…と思いきや、ゼブラ今岡が一塁へヘッポコ悪送球を犯して、この間に西岡が先制のホームイン。続く2回には李の四球,今江のライト前ヒットで一、三塁となった所で橋本のセカンドゴロゲッツーの間に李が返って、2点目をゲット。ロッテ先発・渡辺俊の前に2回まで一人の走者も出せずにいた阪神だが、3回、片岡,矢野の連打で無死一、二塁のチャンス。しかし、続く藤本はヘッポコバントを連発した挙げ句の強攻策でファールフライに倒れると、後続2人も打ち取られ、二者残塁。5回には一死からシャア少佐がセンター前に弾き返すと、すかさず二盗に成功。続く鳥谷がレフト前ヒットを放ち、一、三塁のチャンスを作ったものの、ここでシーツがセカンドゴロゲッツーに倒れる最悪の展開で結局、無得点。その裏、ロッテは一死から里崎がレフト前に弾き返すと、サブロー,フランコが左に右に連続アーチ。更に、ベニー松山が二塁打を浴びせて、安藤をKOすると、代わった江草に対して、李が右中間スタンドへ2試合連続の2ランを叩き込み、この回、一挙5点のビッグイニングを形成。ロッテは8回にも江草の3暴投,今江,橋本の連続タイムリー等で3点を加え、前夜に続く2桁得点をマーク。大量リードを背に渡辺俊は余裕の4安打完封。ロッテが投打で阪神を圧倒し、連勝を収めた。