10月22日

オープン戦:千葉マリン:ロッテ1勝0敗
T  0000100    1
M  1000315×  10 濃霧コールド
勝:清水1勝0敗
負:井川0勝1敗
本:
今江1、李1、里崎1、ベニー松山1
 7回濃霧コールド! ロッテ、投打噛み合い圧勝!
3年連続パ・リーグ制覇を果たしたソフトバンクがよもやの日本シリーズ出場辞退となり、不戦勝と言う不本意な形ながらも20年ぶりの日本一に輝いた阪神。折角の準備を無駄にするのは興行的にも勿体ないと、急遽、組まれる事となったロッテとのオープン戦第1戦。ロッテ先発・清水に対して、阪神は初回、先頭のシャア少佐が四球を選ぶと、一死後、シーツがレフト前に弾き返して、一、二塁と絶好のチャンス。しかし、ここでキュラソ星人がショートゴロゲッツーに倒れる最悪の展開で無得点。その裏、阪神先発・井川に対して、ロッテは先頭の西岡こそ空振り三振に倒れたものの、続く今江が左中間スタンドへ一発を叩き込み、早々と1点を先制。1点を追う阪神は5回、悠久の若虎・桧山,矢野のヒットで一死一、三塁とすると、ここで藤本がレフトへ犠飛を打ち上げ、悠久の若虎が同点のホームイン。しかし、その裏、ロッテは堀に代わってスタメンに抜擢された渡辺正がレフト前へ弾き返すと、西岡が一、二塁間へ絶妙のプッシュバントを見せて、無死一、二塁のチャンス。ここで今江がライトフェンスを直撃するタイムリー二塁打を放ち、勝ち越しに成功。更に、一死後、サブローがレフトオーバーの走者一掃タイムリー二塁打を浴びせて、この回、3点をゲット。続く6回には李がライトスタンドへソロアーチを放り込むと、7回には里崎の3ランの後、ベニー松山にも2ランが飛び出して、10点目。ここで試合途中から漂いだした霧が一気に濃くなり、打球が見えにくい事で試合が中断。しかし、一向に霧が晴れる気配はなく、この儘、コールドゲームとなり、ロッテが勝利を収めた。